岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 11月 16日
盛岡市鉈屋町で進行中店舗と住宅の新築プロジェクトです。
北上川沿いを走る道路は数年かけて拡幅と歩道整備を行ってきました。 その道路工事によって敷地まわりの状況が変わるので、その工事の様子をみての着工でした。 長い間かかっていた道路拡幅工事も今年の春に竣工し、いよいよ弊社のプロジェクトが進んでいます。 地元の木材を使った現場での建て方作業が無事に完了しました。 しっかりとした木組みの構造が立ち上がり、大工たちは下地作りの工程を進めています。 そんな作業の様子を紹介して行きます。 下地の作業が進む室内の様子です。 ここは吹抜けの2階部分。 斜めの勾配天井と平らな天井が接合しています。 壁には下地が組まれて断熱材が入って行きます。 1階部分でも同様に壁の下地に断熱材が入っています。 見えている断熱材は、壁内の充填断熱材になります。 高性能のグラスウール断熱材を入れて建物全体を覆っています。 壁の断熱材入れが完了すると緑色のビニールシートを壁に張って行きます。 これは気密シート言う素材です。 室内側の空気を壁内に入れないための仕掛けになります。 吹抜けまわりでも気密シートの施工が進みます。 生活に伴って出る湿気を含んだ空気を壁内に入れないように施工が進みます。 壁内での結露を防ぐ大事な役目を担った気密施工も順調に進みます。 外部では外壁の下地施工も進みます。 防湿シート上から縦方向に木を打ち付けて行きます。 この木の下地に外壁材を留め付けて行きます。 木の厚み分、空気層が形成されて建物全体が呼吸できる仕掛けになります。 田村棟梁は作業場で木の加工作業です。 古めかしい木の板を出してきて、切断作業中です。 加工しているのは、窓まわりの枠材ですね。 人が手を触れる部分、造作材と呼ばれる材料の加工作業が始まりました。 使っている素材はナラ材です。 30年近く前に製材されて保管してあったナラ材を使用します。 見た目にも古さが分かりますね。 長年乾燥してきたナラの木、木の表面はほとんどねずみ色に変色しています。 この素材を使ってどんな造作材が出来て行くのかな? 加工が進む窓枠材たち。 先ほどまでねずみ色だった木肌も取れて、きれいな木目が見えて来ます。 そしてナラは重く硬いですね。 外国ではオーク材と呼んで家具の素材として重宝される材料です。 窓の周りの縁取りにこのオーク材を使っていきます。 加工を終えると窓ごとに梱包して現場へ運ぶ準備です。 少しずつ人が手を触れる部分の木の加工も進み、仕上げの準備が並行して進んで行きます。 地元の木を使って大工の具術を生かした家づくりが見えて来ます。 現場には、無垢の木の床板も搬入されました。 先に入荷したのは2階の床板になります。 素材は、岩手県産の唐松を使った床板です。 赤みを帯びた木肌が特徴の唐松、その唐松の床板です。 早速床板張りの作業が始まりました。 これまで下地となっていたネダレス合板の床に無垢の唐松の床板が載って、固定されて行きます。 だんだん無垢の床の面積が増えて行きます。 そして天井裏の断熱材の施工も同時に始まりました。 箱トラが現場に来て断熱施工の準備中。 この箱型の荷台に断熱材とブローイング用のコンプレッサーが入っています。 荷台から黒く太いホースが室内へと延びて行きます。 2階の窓からホースが室内へ。 そしてそのまま屋根裏へとホースが伸びて行きます。 トラックの荷台でコンプレッサーに入った断熱材がホースを通って天井裏の空間へと運ばれて行きます。 天井裏はこんな様子です。 ブローイング用の断熱材が隙間なくびっしりと入って行きます。 こうしてきれい目の無い断熱の施工が行われて行きます。 鉈屋町で進む店舗と住宅の新築プロジェクト。 大工たちが大勢で現場で建物構造を組み上げ、建物の構造が見事に立ち上がりました。 続いて作業は、窓の設置や室内の壁の下地作りの作業。 下地作りにも使っている素材はもちろん岩手県産木材。 地元の木が大工の手によって加工されて、建物をしっかり支えています。 そして天井や壁の下地が出来上がってくると断熱施工も進みます。 本物の木を使いつつ、断熱性能もしっかりした家づくりが進みます。 一部では、人の手が触れる仕上げの作業も並行して始まりました。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-11-16 05:00
| 現場日記~店舗~
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