岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2021年 11月 22日
盛岡市津志田で進む住宅新築プロジェクト「津志田の小さな家」。
コンパクトな敷地に建物と駐車スペース、小さな庭をギュッと詰め込んだ計画。 小さいながらいろんな要素をしっかりと入れ込んだ楽しいお家の新築工事が始まりました。 もちろん使う素材は、岩手県産・盛岡市産の木材たち、木を使う職人は腕のいい大工たちです。 本物の素材と職人が作り出す、コンパクトな家づくりをお伝えしていきます。 基礎工事と大工の刻みが終わり、いよいよ現地での建て方作業が進行中です! 建て方2日目は、2階部分の構造の組み上げ作業。 1階と同様に柱建ての作業から始まります。 昨日組み終えた1階の構造の上に杉の柱が立ち始めました。 建て方2日目も快晴のいいお天気の中作業開始です! 外回りの桁材を組む大工たち。 柱の上に桁材を持ち上げてから、木槌で叩き入れて行きます。 番付に合わせて順に桁が組まれて行きます。 この桁材は盛岡市産の唐松材、柱は杉材です。 地元で伐採された木材たちがこうして家を支える構造材として使われて行きます。 2階の構造もだいぶ組み上がってきました。 桁や梁が掛かり、だんだん2階部分の構造が見えてきます。 道路から見た現場の全景です。 2階の構造が組み上がると建物が一気に高さを増して行きますね。 小さな家ですが、こうしてみると結構大きく見えてきます。 屋根まわりの構造の組み方が始まりました。 2階の構造が大きく空いている部分は吹抜け空間です。 このまわりは、屋根の構造と一体となって建物構造が出来上がります。 屋根勾配に合わせた構造部分が組み上がって行きます。 床面積の小さな建物ですが、こうして構造を屋根勾配に合わせて作る事で空間を広く使うというコンセプトで建物を計画しています。 その大事なポイントの構造が組み上がって行きます。 屋根勾配に合わせてた2階の構造部分が組み上がってきました。 だいぶ建物らしくなりました。 木組みの構造が良いですね。 日本の昔ながらの木造住宅の技術が生きています。 吹抜け上部の構造も組み上がり、横方向には母屋が掛かりました。 母屋は、屋根を支える構造材の事を呼びます。 建物全体に母屋が掛かると屋根の構造が出来上がります。 建物本体の骨格がほぼ完成です。 小さな家ではありますが、構造がしっかりとしていますね。 天気も良く、作業も順調に進んだようですね。 続いてはクレーンを使ったベランダ部分の建て方作業。 地上で組んだ通し柱と梁材をそのまま吊り上げて所定の位置へと運びます。 クレーンは、こうして作業工程を早める事が出来てとても助かります。 足場を超えたベランダの構造材が所定の位置へと運ばれます。 大工たち総出で構造材を掴み、所定の位置へと下ろす作業です。 母屋が出来上がり、付属するベランダ部分の建て方が進みます。 建物から足場の間隔が大きなこの部分がベランダの構造が出来る部分。 ここにクレーンで吊り上げた構造材がやって来ました。 少しずつベランダの構造が組み上がって行きます。 組み上がった2階の構造では、間直しの作業が始まりました。 柱に風防下げ振りを設置し、柱の垂直を確かめて行きます。 この器具を使うとミリ単位で柱の傾きを計測出来ます。 しっかりと垂直を確かめて行きます。 構造が傾いている箇所は、この間直し器具で調整します。 鋼製の棒を組み合わせた器具は、このターンバックルをまわして棒の長さを変えて構造を動かします。 ちょっとずつ長さを調整して柱の傾きを直す作業を進めます。 堀口大工も下げ振りで柱の傾きを確認中。 原始的ですが、糸と振り子を使った下げ振りという道具がとても便利で確かですね。 こうした道具を駆使して建物の構造が真っ直ぐに調整されて行きます。 建て方作業はこんな風に進みます。 大きなクレーンは、大工仕事を助けてくれます。 こうした作業機械を駆使して建物構造を組み上げる建て方作業もいよいよ終盤です。 建物を囲う足場には、養生用のシートも掛りました。 新しい住宅新築プロジェクトが進行中です! 大工による構造材の刻みが終わり、現場での建て方作業が始まりました! 建て方作業は大工仕事の華、大工たちはみんないい顔で仕事を進めて行きます。 全ての構造材を大工たちの手仕事で刻み、その構造材が現地で建物へと組み上がる工程です。 現代のデジタルな仕事とは全然違う、感覚を大事にするアナログな要素が多い大工仕事が進みます。 木には1本1本微妙に個性があります。 その個性を感覚で掴み、大きな家づくりに使用するので、やはり大工の勘とか感覚は大事な気がします。 大工仕事は、やはり大工の人間力が大事だと思います。 技術をしっかりと記憶し多くの経験を積んだ大工が仕事をすることでいい家づくりが出来ると思います。 本物の素材、その素材を使う本物の職人が作る家づくりが進んでいます。 施工の様子を少しずつ紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-11-22 04:59
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||