homesickdesign様 事務所移転工事 開始！

盛岡市菜園川徳キューブⅡ地下にて施工を開始しました。
今回のクライアント様は「homesickdesign」様です。
現在の盛岡市中央通りの事務所から菜園キューブⅡへ事務所機能を移転する計画の一端を担います。
そして、同時にオープンするのがシェアオフィスの「Toast」です。
今回のプロジェクトは、その「Toast」に入居予定の設計事務所「NoMaDoS」さんが担当です。
それでは、施工の様子をお伝えして行きます。

今回施工する場所は、この正面の空間です。
RC造の大きな建物の一角です。
ここにパーテーション的な間仕切りを作り、シェアオフィスを形成していくプロジェクトになります。

完成予想模型です。
先行して移転しているギャラリーのCygさんの一角に展示してPRしています。
どんなプロジェクトが進むのか楽しみです！

まず進むのは、弊社作業場での木取りの作業です。
使用する素材、赤松の集成材に墨出しして切断する作業の準備です。
集成材の表面にはなにやら湾曲した線が鉛筆で引かれていますね。

湾曲した線に合わせて切断作業開始です。
作業を進めるのは畠山大工が担当。
ジグソーという道具を使い、線の通りゆっくりと切断して行きます。

切断が終わると切断面をサンダー（やすり）で滑らかに整えて行きます。
切断と研磨を繰り返し、湾曲した部材を作って行きます。
何の部材なのかな～？

上が出来上がった湾曲した部材です。
下がベニヤ板で作った型板ですね。
大きさも曲線もすっかり同じ部材が出来上がって行きます。

湾曲した部材がどんどん出来上がって行きます。
すっかりと同じ寸法の部材を揃えるのは、なかなか大変な作業です。

こちらでは同じ赤松集成材を使って木枠を組む作業が進んでいます。
四角い木枠を組み、その中に細かな仕切りが出来て行きます。
これも何ですかね～？

大きな木枠が沢山出来上がっています。
間仕切り壁の下地となる部分です。
弊社作業場で一定の大きさに組み、現場に搬入してから組み立てるという計画です。

先ほど作った湾曲部材を使って畠山大工が作業を開始です。
四角い木枠と同じように壁の下地となるように組み立てて行きます。
こうして壁の下地として組み立てるので湾曲の寸法に狂いは許されませんね。
無事に組み上がるかな～？

湾曲した壁の下地が組み上がったようです。
ちょうど円の1/4の円弧を使った壁の下地ですね。

弊社作業場で立ち上げて自立する事を確認。
どんどん組み、湾曲した壁下地がたくさん出来上がって行きます。
こうして現場での作業の前に弊社作業場で下準備が進んで行きます。

弊社作業場で大工の準備が進む中、現場でも準備作業を進めます。
弊社の工藤監督と現場の搬入経路を確認。
組んだ壁が搬入できるように準備を進めます。
川徳キューブⅡさんには、地下への大きな搬入経路があるので、搬入には問題ないですね。

続いては、仮設用のシートを設置です。
キューブⅡで先行営業しているギャラリーCygさんの営業に支障の無いようにシートで工事エリアを仕切ります。
現場での施工担当の藤澤大工と打ち合わせも進めます。

施工エリアの床面全体をシートで覆います。
床を汚さないように養生をしっかりと行ってから施工を開始します。
まずはそのための準備作業を進めて行きます。

「homesickdesign」様のデザイナー事務所移転とシェアオフィス「Toast」の開設準備が始まりました。
まずは、パーテーション型の壁の下地作りの作業を開始です。
変わった形状の部材も多く、大工もなかなか大変な作業が進んでいます。
同時に現場でも養生作業を進めて行きます。
次の工程は、いよいよ現地での施工となります。
どんな工事になるのかとっても楽しみです！
施工の様子を順を追ってご紹介して行きますね。
続きをお楽しみに！