岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 12月 16日
盛岡市津志田で進む住宅新築プロジェクト「津志田の小さな家」。
コンパクトな敷地に建物と駐車スペース、小さな庭をギュッと詰め込んだ計画。 小さいながらいろんな要素をしっかりと入れ込んだ楽しいお家の新築工事が始まりました。 もちろん使う素材は、岩手県産・盛岡市産の木材たち、木を使う職人は腕のいい大工たちです。 本物の素材と職人が作り出す、コンパクトな家づくりをお伝えしていきます。 現場では、構造材を組み上げる建て方作業が終了し、時期を見計らって上棟式を執り行いました! 上棟式の様子をご紹介していきます。 現場の屋根上に設置された矢羽根。 昔から伝わる建物を建てる際の神事に使う縁起物ですね。 大きな矢羽根が上がると近隣に上棟式が始まるという事を知らせるという役目でもあります。 弊社では、先々代「岩井沢長造」が作ったこの矢羽根を大事に使っています。 私は事務所で神事の準備を進めます。 和紙で作る紙垂(しで)は、教本を見ながら作ります。 普段の生活では、作る事の無い紙垂・・・なかなか難しいですね。 続いて棟札を作ります。 杉の板を大工に作ってもらい、筆ペンを使い神様の名前を記載していきます。 地方によって、神社によって祀る神様にも違いがあるようですね。 私は、弊社に伝わる神様を記載していきます。 棟札が完成です。 この棟札を祀り、神様に下りてきてもらい、工事の安全とお家の発展を祈願するお祭りになります。 この棟札造りは平安時代から続く伝統のある神事のようです。 現場の屋根上に設置された祭壇と矢羽根。 この日は快晴のお天気、矢羽根もとてもきれいに見えています。 大工の伝統行事でもある上棟式を開催出来て幸せですね。 屋根上の祭壇で神事を行いました。 大工は小瀬川棟梁を中心に用意した祭壇に手を合わせます。 これまでの工事の無事に感謝、この後の工事の安全祈願、そして完成するお家の益々の発展を祈願しました。 盛岡の大工の神様にもしっかりとあいさつし、無事に上棟式が終了です。 心地よい風も吹き始め、五色の布もこんな風にたなびきました。 最高の上棟式日和でした! 現代ではあまり見なくなった上棟式。 昔は建物を建てるという行為はかなり危険を伴う大事業でした。 その一大事業を進める上での節目に行われてきた神事の一つが上棟式です。 工事の安全を感謝し、大工たちの慰労も込めて直会という宴会も行われていました。 今はコロナ禍でなかなか人が集まる行事は行いにくいですね。 でもこうして上棟式を開いていただきお施主様には感謝です。 そんな上棟式のお話でした!
by iwaizawa
| 2021-12-16 05:32
| 現場日記~住宅新築~
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