岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2021年 12月 18日
盛岡市内丸の大手先ビルで表現活動や鑑賞活動を中心としたコミュニケーションプログラムや、美術を楽しむための気持ちをつくるワークショッププログラムの企画/運営を行う「prop」様。
思えば2011年の夏に開設工事のお手伝いをさせていただきました。 そのOPENからおおよそ10年が経過、propさんの隣にあったギャラリー「Cyg」さんの移転に伴って空きスペースなったテナントで移転工事が進行中です。 そんな施工の様子を少しずつ紹介していきます! コンクリートの床の上に木の床を作るための下地作りが進んでいます。 根太と呼ぶ45ミリ角の木材を一定間隔で並べて固定する作業が進行中です。 担当は中津大工、延々と続く根太の設置作業・・・すごい面積です。 根太はただ敷くだけではありません。 既存のコンクリート面が凸凹しているため、根太の上端を水平にするためにパッキン材をかませていきます。 コンクリート面とは違い、新しく作る木の床は水平に仕上るという計算です。 コンクルート面は大きく高低差があり、このパッキンを挟む作業に手間が掛かります。 レーザーレベルで計測すると最大で2cm以上の高低差がありました! パッキンを挟んだ根太は、上からコンクリートビスで床面にしっかりと固定していきます。 このビス打ちの際には、かなりの音が・・・・。 ビルの営業も考慮して作業を進めていきます。 新しい床の下地作り、根太掛けの作業がほぼ終わりです。 床全面に根太が敷かれました。 なかなか見る事の出来ない空間ですね。 これで平らな床の下地が出来上がりです。 根太の上に構造用合板が敷かれました。 新しい床面が平らに出来てきました。 この合板の状態でも一面木の床のような雰囲気ですね。 構造用合板を固定する中津大工。 釘打ち機で根太と構造用合板をしっかりと留め付けて行きます。 釘打ちもものすごい量です・・・。 構造用合板の平らな床下地が出来上がると次の工程の準備が始まります。 床に張る床板が搬入されてきました。 今回使用するのは盛岡産の唐松の床板です。 巾の広い唐松の板ですね。 盛岡市内の山で伐採された唐松の木を盛岡市内の製材所「坂東木材」さんで床板に仕上げられました。 盛岡の山の素材、盛岡の人の手で加工、盛岡の職人が使い、盛岡のお店で使われる、地産地消という言葉ピッタリの内容です。 床板張りの作業が始まりました。 部屋の端の方から張り始めました。 板を1枚1枚重ねて固定する作業を延々と進めていきます。 今回使用している唐松の床板は、巾が150ミリ・長さが4メートルです。 巾が広く、1枚の長さもあるので存在感がありますね。 この広い空間にピッタリの素材な気がしています。 貼り始めた床の雰囲気もとても良く、完成が楽しみです。 少し無機質なRC造の壁や天井ですが、床が木になっただけでかなり雰囲気が変ってきました。 温かみがある仕上がりになりますね。 完成に、向けて一気に床板張りの作業が進む現場の様子でした。 盛岡市内丸のpropさんのアトリエスペース「prop room」の移転工事が進行中です。 これまでの「prop」よりとっても広いスペースが出来上がる計画です。 少しずつ工事の様子を紹介していきます! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2021-12-18 04:43
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