盛岡市内丸「prop」様 移転工事進行中！

盛岡市内丸の大手先ビルで表現活動や鑑賞活動を中心としたコミュニケーションプログラムや、美術を楽しむための気持ちをつくるワークショッププログラムの企画／運営を行う「prop」様。
思えば2011年の夏に開設工事のお手伝いをさせていただきました。
そのOPENからおおよそ10年が経過、propさんの隣にあったギャラリー「Cyg」さんの移転に伴って空きスペースなったテナントで移転工事が進行中です。
そんな施工の様子を少しずつ紹介していきます！

移転工事が進む現場。
床板張りの作業が進んでいます。
新しい床板の面積が少しずつ増えていきます。
この広い空間にピッタリの巾広の唐松板が使われています。

入口まわりの框部分も施工が進んでいました。
コンクリートの土間部分と床の境には段差が付き、その段差に上り框が取り付けられています。
唐松の床板の厚さともピッタリと合っていますね。

床板張りを進める中津大工。
床板は1枚がこんなに長いモノを使用しています。
長い床板を運び、合わせて、時には削って調整しながら合わせていきます。

床板張りが完了しました。
この大空間の床が全て唐松の板に覆われています。
圧巻の存在感ですね。
この唐松は、盛岡市内の山で伐採された盛岡市産の唐松です。
ここで活動する子供たちも自分の住む地域に山にこんな素晴らしい木がいっぱい生えている事を知ってもらいたいですね。

中津大工は、床板張りを終えると作業場で棚の加工作業に入りました。
赤松集成材を挽き割って棚に使う板材を採材する作業ですね。
沢山の集成材を同じ寸法に加工して行きます。

少し小さめの四角い板材も加工です。
コチラはベンチ兼本棚の素材ですね。
いろんな大きさ・いろんな形状の板を加工して組合わせる作業です。
現場の大空間にどんな棚が出来るのかな？

こちらは斜め形状の素材ですね。
これも何に使うのかな～？
いろんな部材が出来上がっていきます。
この素材を使って新しい什器が出来上がっていきます。

四角い板と斜めの棒状の素材を組合わせてこんな部材が出来上がりました。
この段階では何なのかイマイチ分かりませんね。
中津大工がいろんな家具の素材を作る作業を進めています。

盛岡市内丸のpropさんのアトリエスペース「prop room」の移転工事が進行中です。
これまでの「prop」よりとっても広いスペースが出来上がる計画です。
最初に始まった現地での床板張りの作業が終わり、次の工程棚の製作作業に工程が進んでいます。
少しずつ工事の様子を紹介していきます！
続きをお楽しみに！