岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 01月 29日
盛岡市南大通の細い路地で始まった古い狭小住宅の改修工事。
建物は両隣と完全にくっついている状態の2間間口。 かなりの難易度の施工が予想される物件です。 これまで住居だった建物をガレージと事務所へと改修していきます。 少しずつ施工の様子を紹介していきますね。 施工前の室内はこんな感じです。 築年数は50年以上です。 道路に面したこの部屋は、取り壊してガレージに改修する計画です。 外観はこんな感じです。 2間間口にいっぱいいっぱいに建築されています。 両隣の建物と外壁が完全にくっついていますね。 屋根はどんな風に接合しているのか? 分からない事が多いですね。 2階には、古いタンスや長持も残っていました。 使わないものはすべて処分してから改修作業を始めます。 こうした押入収納はすべて撤去して、なるべく使いやすい間取りに改修する計画です。 2階の一番奥には、木製のベランダがありました。 すでに腐食が進み、床は完全に傾斜が付いています。 危険性も高いので、すべて撤去する計画です。 工事開始と同時に始めたのは、ベランダの撤去です。 屋根材を除去し、ベランダの骨組みを少しずつ撤去していきます。 ベランダが無くなるとかなり明るくなりました。 この明るさを生かして2階を事務所スペースへと改修していく計画です。 ベランダ部分は床も除去していきます。 腐食が進み、ほぼ土と化していた土台部分。 全て撤去していきます。 下からはトタン屋根が出てきました。 室内の解体作業も開始。 天井・壁の順で内装下地材を撤去していきます。 下からは建物構想が現れてきました。 50年前の構造材、現在と同じ杉を赤松を使った構造でした。 解体材はすべて分別して搬出していきます。 産業廃棄物の分別は厳しく、素材ごとに分けてトラックに積み込み、処分場へと搬入します。 処理料金も年々上がり、建物の解体費は高くなる傾向が強いですね。 解体が進むと今度は新しい木材を搬入します。 杉の柱・唐松の梁・そのほか羽柄材を搬入です。 道路も狭く、資材を置くスペースも限られ、駐車スペースもほとんど無い地域なのでトラックで小分けに搬入する必要があります。 街中の狭小地の施工では、こうした資材の搬入・搬出もひと工夫必要ですね。 木材が搬入されました。 狭い室内に大きな構造材が所狭しと入りました。 この新しい構造材を使って、まずは構造の改修作業が進む事になります。 新しい柱を立て、そこに梁材を入れて補強を行います。 補強しながら不要な柱を取り除き、間取りを少しずつ変えていく作業です。 新しい唐松の梁材が見事に入りました。 建物の構造補強が終わると、床の撤去作業が始まります。 床板を剥がし、根太と大引きを撤去していきます。 1階部分は、床下の土が見える状態に変化していきます。 建物の構造補強と床の除去が進みました。 かなり広い空間が現れてきましたね。 続いては奥の空間で構造の補強作業が始まりました。 こうして場所ごとに少しずつ改修作業が進んで行きます。 狭小住宅のリノベーション工事が始まりました。 今回は古い住居だった建物をガレージと事務所へと改修していきます。 街中の便利な地域ですが、道路が狭く間口の狭い敷地が並ぶ地域。 施工はとても難易度が高いですね。 これまでの経験を生かし、大工と一緒に施工を進めたいと思います。 どんな改修工事になるのか、ワクワクします。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-01-29 05:01
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