岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 02月 13日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」様のレストラン部分の改修工事が始まりました。
今回は、コロナ禍のお正月に少し長めのお休みを作っていただいての改修工事。 震災後の2011年に開業し10年が経過したお店。 長く使い続けての手直しや壁の追加、そして家具の製作などを行っていきます。 店内の改修に合わせて急遽玄関土間の改修も行う事になしました。 施工の様子を紹介していきますね。 「要」のレストラン部分での改修工事の様子です。 現場では、新たに作った壁の施工が進んでいます。 上部が丸みを帯びた開口部が付いた壁の土壁の施工が進んでいます。 だんだんいい雰囲気に仕上がって来ました。 客席と厨房にまたがる開口部には、古材の栗のカウンターが設置されました。 まるで元々そこにあったかのような仕上がりですね。 古い栗の独特の味が出ています。 このカウンターから料理が配膳される事になります。 カウンターの下部はこんな仕上がり。 鉄製の頑丈なブラケットを作製して使いました。 なるべくすっきりシンプルに、存在感を無くすように工夫しています。 古材のカウンターを引き立たせる縁の下の力持ちのようなブラケット金物です! 弊社作業場で入念に準備した屋久杉の天板も現場に入っています。 この屋久杉は、ここで必要な寸法にカットして設置が始まります。 どんな部分に使用されて、どんな仕上がりになるのかな? 客席と厨房を繋ぐ開口部に設置されました。 カウンターを付ける前に設置された屋久杉です。 開口部の両側に設置されていますね。 向かって左側の屋久杉。 独特な節が目立つように配置されました。 厨房内から見るとこんな感じに設置です。 客席から厨房の雑多な道具類が見えないように目隠しするための壁として設置されています。 反対側に設置した屋久杉はこんな感じ。 厨房のシンクを隠すように配置されています。 客席からの目線は、この屋久杉に集まり、厨房の存在感を薄くする役目でこの屋久杉を使いました。 オーナー要太郎さんのアイデアが見事に実現されて行きます。 「要」の入口部分でも土間の改修作業が進んでいます。 びっしりと壁面を養生して施工が進んでいます。 三和土だった土間部分を少し汚れの少ない土間素材へと交換する作業。 朱色の鉄板を敷く作業が進んでいます。 施工中は汚れもあり、なかなか完成形の雰囲気は分かりませんね。 厚く朱色に塗られた古い鉄板を土間の上に敷いています。 どんな雰囲気に仕上がるのか楽しみです! 鉄板を敷いた端の部分は、左官職人が仕上げます。 モルタルで隙間を充填して、コテできれいに均して行きます。 新しい入口の土間もいよいよ出来上がりです。 開業から10年たった「とおの屋 要」さん、あっという間の10年でした。 思えば震災直後に資材不足のなか施工したのがついこの前のように思い出されます。 そして10年経過し、多くのお客様に来ていただき、その分手直しや補修作業の時期もやって来ました。 今回の改修作業はいろんな素材たちを使って施工が進んでいます。 店主「要太郎」さんのこだわりの素材たちを使ってどんな風に改修工事が進むのか? 続きをお楽しみに。
by iwaizawa
| 2022-02-13 08:39
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