岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 02月 26日
花巻市で進む古民家の大規模な改修工事の現場。
築年数は正確には分からないほど古く、何度か大規模な改修をしながら住み続けてきた古民家。 今回は、その建物の構造をなるべく生かしつつ住みやすい現代の住宅へと改修する工事を行います。 建物の当初あった茅葺はすでに無く、古いトタン屋根も今回の改修に合わせて架け替える計画。 どんな改修工事になるのか楽しみな現場です。 現場内部では、外壁の塗装、内装仕上げ、作業場では造作家具の製作が進行中です。 いよいよ施工も終盤へと差し掛かってきました。 それでは施工の様子を紹介していきます。 室内では、クロス張りの作業が終わり、床の養生を剥がして造作家具の設置作業が進みました。 大工たちが作ったオーダーキッチンも無事に設置が完了です。 お施主様と相談しながら作る家具のようなキッチンです。 先日、丸山大工が作っていたアイランド型のカウンター収納も搬入されています。 広いキッチンスペースの真ん中に配置して、キッチン内での動きがスムーズになるように配置します。 オーダーキッチンならではの配置ですね。 屋根勾配に合わせて天井を作ったリビングもクロスが貼られてきれいに仕上りました。 古材の一部が見えるように施工したので、古い古民家の雰囲気を残しつつ、現代の生活に合った生活空間が出来上がりました。 屋外では、吹付塗装の準備が進みます。 塗料が飛び散る吹付塗装では、養生作業が肝心です。 むき出しの柱やサッシなどにはビニールを入念にかけて養生していきます。 吹付塗装が始まりました。 作業員が足場に載り、吹付用のガンで塗料を壁に吹き付けて行きます。 これまで外壁材の色だった壁面がベージュ色に変化していきます。 建物奥側から順に吹付が進んできました。 一番手前の黄色い色の外壁が素地の色、奥のベージュが仕上げの色になります。 ここで外観も一気に変化していきます。 弊社作業場では造作材の加工が引き続き進みます。 赤松の天板を加工するのは丸山大工です。 プレーナーという機械で天板の表面を薄く削る作業を進めています。 プレーナーが掛かった赤松の天板、とてもきれいですね。 この赤松の天板は、和室の踏み込み板に使用します。 和の雰囲気にピッタリと合う赤松材が加工されて行きます。 和室では壁の仕上げの作業が進行中。 建物の真ん中に合って少し暗い雰囲気になる和室は、壁を白い漆喰仕上にします。 いよいよ和室も仕上げの工程に入りました。 リビングには、薪ストーブが設置されました。 ネスターマーティン社のこのストーブは、針葉樹も燃やせる多機能な薪ストーブです。 針葉樹の多い地域では、使いやすい機種を選びました。 キッチン周りでは、床板の塗装も完了し、いよいよ仕上がって来ました。 床板には少し顔料の入った着色オイルを使用しています。 古材の黒、床の茶色、壁の白、きれいに仕上がって来ました。 改修前に比べて生活空間に日の光がしっかりと届く作りになりました。 古民家の構造をなるべく生かしつつ、現代の住みやすい住居へと改修する目的で進めてきた工事がいよいよ完成間近です。 古民家の改修工事、仕上げの工程が進んで行きます。 こうした改修工事には、経験豊富な大工たちの存在が大事ですね。 棟梁を中心に大工たちがいい顔で仕事を進めています。 そして使う素材はもちろん地元岩手の木材たちです。 昔の大工の技を見つつ、現代の住みやすい住居への改修工事、大工たちもやりがいがありますね。 そんな古民家の改修工事が進む現場の様子を紹介しました。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-02-26 04:54
| 現場日記~古民家再生~
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