岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 03月 12日
盛岡市箱清水で新たに始まる住宅新築プロジェクト「アトリエのある家」。
2世帯が住まう住宅に併設してアトリエを設けるという建物になります。 敷地の大きさをギリギリまで生かして建物を計画し、そこの親子2世帯の住まいとアトリエを組み込んだ住宅を計画。 まずは既存住宅の解体工事が終了し、敷地外周を囲む土留め擁壁の補修工事を進めています。 長い年月隣地との高低差を支えてきた擁壁には多くのひび割れが発生していました。 今回の建替え工事に合わせてここから何十年も宅地を支えられるように土留め擁壁もしっかりと補強してから建物の工事を進めます。 そんな現場の様子を紹介していきます。 現場では、敷地を囲むように配置された土留め擁壁の補強工事が進んでいます。 古い擁壁の内側を掘削し、擁壁の内側を洗浄しました。 古いコンクリート面がきれいに見えていますね。 ここを補強する工事が進みます。 擁壁の最下部に差し筋という鉄筋を固定します。 鉄筋の先にはグリップアンンカーという結束金具があり、古いコンクリートと鉄筋がしっかりとくっつき一体となります。 新しく組んだ鉄筋が待っていますね。 ベース部分を構成する組み鉄筋を用意しました。 擁壁の最下部にベース鉄筋が組まれました。 これまでの擁壁には無かったベース部分を作る事で土留め擁壁が外側へと膨らむ力を低減する役目を担います。 ベース部分にコンクリートが入りました。 鉄筋と一体にベースが出来上がり、土留め擁壁の基礎の部分が補強されました。 既存の擁壁に合わせて鉄筋を配筋し、型枠を設置していきます。 古いコンクリートの擁壁の内側にもう一つの土留め擁壁を作るイメージですね。 既存の擁壁に合わせて型枠も斜めに設置されました。 擁壁の出隅部分は特に補強をしっかりと行いました。 この部分は外側へのふくらみも大きく、何度も補修された形跡があった箇所、より強固に補強を進めていきます。 コンクリートを打設し、固まったら型枠を外します。 新しいコンクリートの面がきれいに見えてきました。 既存の擁壁の内側に新しいコンクリートの擁壁が出来上がりです。 ひび割れが起きていた擁壁を補強し、新しいコンクリートと鉄筋が敷地を支えていきます。 これで敷地外周を囲む擁壁のコンクリート補強が完了です。 擁壁の内側の部分の埋戻作業。 埋戻には砕石を使います。 この後、数年は擁壁に掛かる土圧を少なくなるように砕石で埋戻し、敷地の土が落ち着くのを待します。 敷地の外側から見ると古い擁壁のままですね。 でも内側にはしっかりと新しいコンクリート製の擁壁が出来上がりました。 しっかりと擁壁の補修も完了し、いよいよ基礎工事へと工程が進んで行きます。 敷地にビニール紐を使い、建物の位置出しを行いました。 地縄張りという作業になります。 この地縄を囲うように遣り方出しの作業を行います。 地縄を囲うように木の杭を立てて行きます。 その杭に水平の墨出しを行い、貫という板を設置していきます。 遣り方という基礎工事の指針となる木の囲いが出来上がって行きます。 重機がやって来て土の掘削作業を開始です。 基礎が配置された部分の土を掘り下げて、基礎を作る為の溝を掘って行きます。 その際に遣り方を使い、基礎の芯を見ながら掘削を進めます。 掘削するとすぐにコンクリート製の杭が現れてきます。 地盤補強工事の際に差し込んだコンクリート柱の頭の部分です。 このコンクリート柱に一定の高さに墨出しを行って切断して行きます。 土を掘り、コンクリート柱の頭を切断、さらに基礎の底盤となる砕石を入れる作業を進めていきます。 建物の土台となる基礎の部分、こうして土の中に見えなくなる部分の施工が最初に進む事になります。 現場の基礎工事と同時に弊社作業場では大工の墨付け作業が進み始めます。 棟梁と務める立花大工がヒノキの土台に刻みの為の墨付けを行います。 現場での基礎工事と作業場での大工の墨付け作業が同時進行で進んで行きます。 箱清水「アトリエのある家」が進行中です。 現場では、古い建物の解体が完了し、敷地を囲む土留め擁壁の改修作業が進んできました。 無事に擁壁の改修作業が完了し、建物本体の基礎工事が始まっています。 そして弊社作業場では大工仕事も始まりました。 現場と作業場での工程が同時に進み始めています。 そんな新築建物の施工を最初から順に紹介して行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-03-12 05:15
| 現場日記~住宅新築~
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