鉈屋町 店舗併用住宅新築（K＆M TAILOR）プロジェクト 大工工事進行中。

盛岡市鉈屋町で進行中店舗と住宅の新築プロジェクトです。
弊社ブログでは、まだ施工中にはなっておりますが、実店舗は先日3/5（土）からOPENしております。
鉈屋町K＆M TAILOR様としてリニューアルオープンです。
弊社ブログでは、引き続き施工の様子をご紹介していきます。

現場では、内装の仕上げ作業と設備機器の設置準備が進みます。
そんな作業の様子を紹介して行きます。

店舗部分では、作り付けの家具の設置作業が完了。
続いて進めてきた塗壁の施工も完了です。
家具はこの後、アンティークブラウン色に塗装して仕上げる計画です。
いよいよお店らしく変化してきました！

塗壁施工が完了し、内部足場が外れた店舗内。
屋根勾配に合わせた勾配天井の空間が広がります。
塗壁が店主がじっくり考えた薄いグレー色、天井や家具のこげ茶色とも相性がいいですね。
完成が楽しみです。

店舗の外観はほぼ完成形です。
ファサードの緑色の化粧縁とアンティークレンガがいい雰囲気を作り出しています。
新しい建築ですが、何処か味のある仕上がりが特徴です。

住居部分では、クロス張りの施工が進みます。
吹き抜け部分では、内部足場を組み壁の高い位置にパテを掛ける作業が進んでいます。
ボードのジョイントやビス頭を平滑にする工程ですね。

吹抜けの手すりまわりでは、木の取付も進んでいました。
鉄パイプを使った鋼製の手すり、手の触れる笠木部分は無垢の木を取り付けています。
無機質な鉄と有機的な木の組み合わせです。
ここも完成が楽しみな部分です！

パテ処理を終えた部分からクロス張りの作業が始まりました。
まずは、2階部分のクロス張りが進んで行きます。
壁が白く変化し、室内が一気に明るくなっていきます。
それと同時にこげ茶色に塗装しておいた建具の木枠が浮き上がります。

建具製作を頼んでいる秋田のサイトウ木工さんからは製作途中の写真が届きました。
コチラは、LDKに設置予定の框戸の製作風景ですね。
まずは、框材が木取りされて並んでいます。

框材の間には、大きな板も配置されます。
その大きな板には、特殊な形状に加工が施されていますね。
ヨーロッパのアンティークドアの雰囲気を出しつつ、新たに作る建具です。

框材と板を組合わせてプレス機に設置です。
最後に上に框材を載せてプレス機を掛けると建具の形状が出来上がります。
こうして無垢の木の木取りから組立、仕上げまで建具作りも手作業で進んで行きます。

プレス機でしっかりと接着されて建具が組み上がりました。
良い雰囲気ですね～！
後は現場で建付作業を行い、ガラス入れ、塗装と作業を進めて建具が出来上がります。

鉈屋町で進む店舗（K＆M TAILOR様）と住宅の新築プロジェクト。
地元の木が大工の手によって加工されて、建物をしっかり支えています。
いよいよ工事も終盤に入り、各所で仕上げの作業が進んでいます。
住居部分ではクロス張りの作業が各所で進んでいます。
そして建具製作も進んでいます。
一気に建物の完成形も見えてきました。
本物の木を使い難易度の高い技法も取り入れつつ、断熱性能もしっかりした家づくりが進みます。
続きをお楽しみに！