鉈屋町 店舗併用住宅新築（K＆M TAILOR）プロジェクト 大工工事進行中。

盛岡市鉈屋町で進行中店舗と住宅の新築プロジェクトです。
弊社ブログでは、まだ施工中にはなっておりますが、実店舗は先日3/5（土）からOPENしております。
鉈屋町K＆M TAILOR様としてリニューアルオープンです。
弊社ブログでは、引き続き施工の様子をご紹介していきます。

現場では、内装の仕上げの塗装作業が進んでいます。
そんな作業の様子を紹介して行きます。

仕上げの塗装作業が進む現場。
外観はほぼ仕上がっています。
いよいよ完成に向けて最終段階へと進んできました。

造作家具も塗装作業が進みます。
コチラは2階に設置している洗面化粧台の家具ですね。
シナベニヤで作ったオーダーメイドの洗面台です。

洗面台の天板には、塩ビ製のタイルを張って仕上げています。
テラコッタストーン調のタイルを選んでいます。
表面の強度が高く、汚れや薬品類に耐性が高い素材ですね。

まずは本体のシナベニヤ部分に着色の塗装を進めます。
色が付くと一気に雰囲気が変りますね。
落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

着色した塗料が乾くと次の工程は艶を出す塗装です。
ウレタン塗装という保護膜を形成する塗装を行います。
こげ茶色の家具の表面が少し艶感が出てきました。
保護面を作る事で汚れにも強くなり、家具としての印象も高級感が出てきますね。

2階の部屋では、床板の塗装も始まりました。
2階の床板は、岩手県産の唐松を使用しています。
ここでもまずは焦げ茶色の着色を進めていきます。
無垢の床の色からガラッと雰囲気が変って行きます。

着色が乾燥するとこちらでもツヤのあるウレタン塗装を行います。
こげ茶色の床にツヤが出て高級感が出てきますね。
今回の住宅では、家具の仕上げに合わせてこのツヤを少し付ける工程が加わります。

階段でも塗装の準備が進みます。
鉄骨フレームの骨組みに載っているのは、センの天板です。
このセンももちろん岩手県産材です。
広葉樹の産地「岩手」には、センも豊富に生えています。
このキレイな木目のセンも階段材としていい味を出しています。

階段の踏板「セン」の部分も塗装が進みます。
キレイな木目を残しつつ、こげ茶色に塗装が進みます。
階段の仕上がりも良い雰囲気になってきました。

階段の塗装が進むLDKの吹抜け空間。
2階の手すりから見下ろすとこんな感じです。
LDKの床、ナラのヘリンボーン張り部分の塗装がここから始まります。

これまでと同様にまずは焦げ茶色の着所作業が始まります。
ヘリンボーン張りの板の形状に合わせて慎重に着色の塗装を進めていきます。
無垢のナラの色合いから一気に雰囲気が変って行きます。

塗装が進んだLDKの床を再び吹抜けから見下ろしました。
とってもいい色合いに仕上がりました。
LDKに置く予定の家具に合わせた塗装計画、完成がとっても楽しみです！

階段の鉄骨フレームも黒く塗装が進み、良い雰囲気に仕上がりました。
白い壁に黒い階段がとっても映えますね。

LDKの空間もいよいよ完成形が見えてきました。
白い壁と天井にこげ茶色の木部、そして濃い色合いの家具で空間を形成する計画です。
もうすぐ完成形が完全に見えてきます。

先日製作が進んでいた建具も現場に搬入。
すぐに塗装作業が行われました。
この建具もこげ茶色に着色が進みます。
無垢の色から一気に雰囲気が変ります。

建具も着色後にツヤを出すウレタン塗装を行いました。
とってもいい雰囲気に仕上がりましたね。
家具のような仕上がりの建具もいよいよ出来上がって来ました。
部屋の雰囲気作りの一翼を担います。

鉈屋町で進む店舗（K＆M TAILOR様）と住宅の新築プロジェクト。
地元の木が大工の手によって加工されて、建物をしっかり支えています。
いよいよ工事も終盤に入り、各所で仕上げの作業が進んでいます。
終盤の塗装作業が進み、一気に完成形が見えてきました。
本物の木を使い難易度の高い技法も取り入れつつ、断熱性能もしっかりした家づくりが進みます。
続きをお楽しみに！