岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 03月 28日
盛岡市箱清水で新たに始まる住宅新築プロジェクト「アトリエのある家」。
2世帯が住まう住宅に併設してアトリエを設けるという建物になります。 敷地の大きさをギリギリまで生かして建物を計画し、そこの親子2世帯の住まいとアトリエを組み込んだ住宅を計画。 まずは既存住宅の解体工事と敷地外周を囲む土留め擁壁の補修工事を先行して進めました。 建物をしっかりと作るだけでなく、建物が建つ敷地自体も整備し、建物と共に住まう方が安心して暮らせるように施工していきます。 いよいよ建物本体の施工が進んでいます。 そんな現場の様子を紹介していきます。 弊社作業場では、建物を支える構造材の墨付け作業が進んでいます。 写真に写っているのは、唐松の横架材という構造材です。 大工の棟梁が図板を元に木組みの加工を進めるための線引き作業を進めています。 大工の棟梁の大事な仕事ですね。 こちらでは構造材の刻みの作業が進んでいます。 棟梁が墨付けを行い、手の空いた大工たちが墨付けした構造材の加工を進めるという流れですね。 秋田からの助っ人大工の鈴木さんがカンナを使い仕口を仕上げています。 最初に刻みを終えた構造材たちです。 少し黄色っぽい木肌のこの材は、ヒノキですね。 建物の一番下、基礎の上に載る部分の構造材です。 ヒノキは、腐食と蟻害に強い成分を含む特殊な針葉樹ですね。 まずはこの土台の刻みが先行して進んで行きます。 次に鈴木大工が刻むのは、唐松の桁材です。 唐松は、針葉樹の中では強度が高く横架材として横に寝せて使用する構造材に加工して行きます。 棟梁が線引きした加工線に合わせて手ノコで加工を進める鈴木大工、大工の手仕事で建物が出来上がって行きます。 一方の現場では基礎工事が進行しています。 出来上がったベースコンクリートに型枠が組まれました。 鋼製の型枠です。 鋼製枠は何度も繰り返し使える優れものです。 組んだ型枠の中に断熱材が入りました。 基礎外周に配置していき、基礎の外部と内部の温度差を解消する目的で入れます。 今回のアトリエは土間コンクリート仕上げなので、この断熱材が外の冷えを抑えてくれることになります。 型枠が組まれると再び大きな作業機械が現場にやって来ました。 コンクリートを流すための圧送車(ポンプ車)ですね。 重くドロドロしたコンクリートを現場の端まで運んでくれる大事な作業機械ですね。 ポンプを使ったコンクリートの打設作業が始まりました。 太いホースの先からドロドロのコンクリートが出て来て、型枠の中に入って行きます。 すぐ脇では、長い棒の付いたドリルのような機器を持つ作業員が待機。 こうして何人もの作業員が同時に作業しながらコンクリートの打設が進みます。 型枠の中にコンクリートが入るとすぐにドリル上の棒を差し込み撹拌を行います。 コンクリート内部に入っている気泡を除去して、コンクリートをきれいに仕上げる為でもありますね。 そして、一定の高さに表面を均す作業も同時に進みます。 基礎の立ち上がり部分のコンクリート打設が終了しました。 すぐに基礎全面にシートを掛けてこのまま数日間養生します。 コンクリートが固まると次の工程が始まります。 養生期間を経て型枠の撤去作業が始まりました。 基礎の両側にあった鋼製の型枠を剥していく作業です。 剥した型枠は、すぐにトラックに積み込んで現場から搬出していきます。 型枠が無くなると次は水道配管の作業が始まりました。 基礎内部に排水の塩ビ管を敷設したり、給水給湯の配管を敷設する作業です。 塩ビ製のねずみ色の管を基礎の穴から外に出して配管しています。 建物が完成すると見えなくなってしまう水道の配管作業。 水色とピンク色の管は、給水給湯の配管です。 基礎工事の途中でこのような水道の配管作業が行われます。 配管作業が終わると砕石で埋めていきます。 この後のコンクリートの土間の準備と並行して埋戻の作業が進んで行きます。 砕石の埋戻が終わると転圧作業が始まります。 入れた砕石をしっかりと締め固める作業です。 砕石は、細かな粒から大きな粒まで混じった砕石を使用しています。 振動を加えながら締め固めると固い砕石の床が出来上がります。 箱清水「アトリエのある家」が進行中です。 敷地を囲う擁壁の改修作業が完了し、建物本体の基礎工事が進んでいます。 そして弊社作業場では大工による墨付け・刻みの作業も始まりました。 現場と作業場での工程が同時に進み始めています。 そんな新築建物の施工を最初から順に紹介して行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-03-28 05:03
| 現場日記~住宅新築~
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