岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 03月 30日
花巻市で進む古民家の大規模な改修工事の現場。
築年数は正確には分からないほど古く、何度か大規模な改修をしながら住み続けてきた古民家。 今回は、その建物の構造をなるべく生かしつつ住みやすい現代の住宅へと改修する工事を進めています。 第1期工事は、住まいとして使う部分の工事を進めてきました。 まずはその1期工事が終え引越を行い、仮住まいしていた馬屋部分の改修工事へと工程が進みます。 第2期工事は、馬屋だった部分をガレージと作業室へと改修する工事となります。 施工の様子をご紹介していきます。 2期工事の進む現場の外観です。 今年は正月から花巻でも大雪でした。 かなり雪の積もる中、2期工事が進んで行きます。 内部では解体作業が進みます。 袰岩棟梁は風呂場の解体作業を進めています。 ハンマードリルを使い、コンクリートやモルタルの解体を行います。 出てくるゴミはトラックに積み込み、搬出していきます。 現在は、産業廃棄物もとにかく分別処理が基本です。 廃棄物の種類ごとに仕分けしてトラックに積み込み、処分場へと運び入れます。 土壁の解体も進んでいます。 土壁は、柱や梁・貫という木の骨組みに土壁の芯になる葦や木の枝を縄で編み込んで作っています。 この壁の芯材は地域ごとに素材が違いますね。 この建物のある地域では、広葉樹の枝の部分を使用していました。 土壁の撤去も進み、木のゴミも山のようです。 木のゴミはそれだけを集めてトラックで処分場へと運びます。 現在、木ゴミは砕いてチップにして再利用か燃やして燃料として使用しています。 なるべくゴミを再利用する事を重視した処分ですね。 ガレージとなる部分の開口部が見えてきました。 大きく長い唐松の梁材を補強として入れています。 今年はウッドショックの影響もあり、こうした唐松材も入手しにくい状態が続きました。 製材所さんの協力もあり、無事に補強工事も進みます。 ガレージ開口部の補強作業が進むとこの雪降り・・・。 今年の冬は降雪量が多く、こうして外作業はすぐに中断を余儀なくされます。 思うように作業が進まない状況が続きましたね。 ガレージの入口部分の下地作業が進みました。 屋内では、下地作りの作業も始まり、解体から造る工程へと進んで行きます。 室内側の改修作業に使う梁材が入荷です。 唐松の梁材ですが、一般の規格品とは長さが違います。 特殊な寸法の唐松材たち、ウッドショックの影響でなかなか入手が困難でした。 各方面の協力も得て何とか木材を確保しつつ、改修工事が進められます。 現場への行き帰りの風景です。 真っ白な田んぼの景色が広がっていますね。 今年の冬は積雪量が多いので、田んぼもきれいに白く雪化粧しています。 気持ちのいい田んぼの風景の中、現場へと向かいました。 古民家の改修工事、第2期工事が進んでいます。 まず解体作業が中心でしたが、少しずつ作る工程も始まっています。 こうした改修工事には、経験豊富な大工たちの存在が大事ですね。 棟梁を中心に大工たちがいい顔で仕事を進めています。 昔の大工の技を見つつ、現代の住みやすい住居への改修工事、大工たちもやりがいがありますね。 そんな古民家の改修工事が進む現場の様子を紹介しました。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-03-30 04:58
| 現場日記~古民家再生~
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