花巻 古民家改修工事 2期工事進行中！

花巻市で進む古民家の大規模な改修工事の現場。
築年数は正確には分からないほど古く、何度か大規模な改修をしながら住み続けてきた古民家。
今回は、その建物の構造をなるべく生かしつつ住みやすい現代の住宅へと改修する工事を進めています。
第1期工事は、住まいとして使う部分の工事を進めてきました。
まずはその1期工事が終え引越を行い、仮住まいしていた馬屋部分の改修工事へと工程が進みます。
第2期工事は、馬屋だった部分をガレージと作業室へと改修する工事となります。
施工の様子をご紹介していきます。

ガレージの構造改修作業が進む現場。
車が出入りする開口部も少しずつですが現れてきました。
昔は馬屋として使っていた部分をガレージとして再生していく工程です。

馬屋の構造が見えている室内側ですね。
大工たちが解体作業を進めてようやくここまで進みました。
壁や天井の下地があった部分を取り除き、構造を表してから改修作業を進めていきます。

住居スペース側との境の壁面。
新たに間柱で下地を作っています。
ここには断熱材を入れて、暑さ寒さを防ぐ役目と乗用車の音を防ぐ防音の役目を持たせます。

側面側はブルーシートで覆われていますね。
内部のコンクリート打設を進め、その後はこの外壁下地へと工程が進みます。

内部のコンクリート土間の打設が行われました。
まずはガレージ奥の作業室を作る部分の土間を作ります。
コンクリートを入れて平滑に均して養生期間へと入ります。

内部土間の養生期間中は外回りの施工を進めます。
建物側面の外壁下地が出来上がりました。
少しずつですが、改修工事が着実に進んで行きます。

土間コンクリートがしっかり乾燥したら床下地の施工が始まります。
大引きを設置していきます。
この唐松の角材が住居部分の床を支えていきます。

室内の上部でも構造の補強作業を進めます。
新しく作る作業室も居室と同じように断熱施工を行って、作る計画。
新しい役目を付加しながら施工が進んで行きます。

ガレージの天井下地作りが始まりました。
古い大きな古材を残しつつ、必要な高さを確保して天井を作っていきます。

天井の下地が出来上がると天井材を取り付ける作業が始まります。
天井には、防火性能の高い素材を使っていきます。
ガレージは、火災にも強い仕上げとして整備していく事になります。

古民家の改修工事、第2期工事が進んでいます。
まず解体作業が中心でしたが、少しずつ作る工程も始まっています。
こうした改修工事には、経験豊富な大工たちの存在が大事ですね。
棟梁を中心に大工たちがいい顔で仕事を進めています。
昔の大工の技を見つつ、現代の住みやすい住居への改修工事、大工たちもやりがいがありますね。
そんな古民家の改修工事が進む現場の様子を紹介しました。
続きをお楽しみに！