2021年竣工した「曲面天井の家」が雑誌に掲載されました！

2021年に竣工した「曲面天井の家」がReplanの特別編集号「東北のデザイン住宅」に掲載されました。
設計はNoMaDoS一級建築事務所様、施工は岩井沢工務所というタッグでの建築です。
いろんな制約のある敷地をうまく活用し、自然を映す天井「曲面天井」を使った建築計画です。
設計士さんの建築計画を弊社の若手大工が技術を生かして仕上げた建物です！
素敵な住宅として掲載されていてうれしいですね！

LDKには少し高い位置に大開口の窓が配置されています。
大開口の窓に向かって湾曲する曲面天井には、うっすらと景色が写ります。
川向こうのリンゴ畑の景色が浮かんでいますね。

断面計画のパース図です。
最初にこの断面図を見た時は、どうやって作るのか！？頭の中はクエスチョンマークがいっぱいでした。
立花棟梁と頭をひねって構造を考えた事を思い出します。

使った素材は、地元岩手・盛岡の木材たちです。
ナラやセンを使った内装仕上げもとてもいい雰囲気に仕上がっています。

2階のフリースペースは大工の技術がいかんなく発揮されています。
特殊な形状で無垢の木をふんだんに使った造作家具は、構造から仕上げまで行える大工技術ならではの仕上がりです。

三角形の特殊な形状の敷地にカーポートまで含んだ配置を計画しています。

外観もシンプルで素敵です。
良い設計と本物の大工の技術が生きています。


NoMaDoSさんとの仕事がこうして雑誌に掲載されてとてもうれしいですね。
今回のReplan臨時増刊の特別編集号「東北のデザイン住宅」には、オオツカヨウ建築設計様との「06前九年の家」とNoMaDoS一級建築設計事務所様との「09曲面天井の家」の2棟が掲載されました。
どちらも設計士さんのすばらしい建築計画と弊社の大工たちの協同作業がうまく進んだ結果だと思います。