花巻 古民家改修工事 2期工事進行中！

花巻市で進む古民家の大規模な改修工事の現場。
築年数は正確には分からないほど古く、何度か大規模な改修をしながら住み続けてきた古民家。
今回は、その建物の構造をなるべく生かしつつ住みやすい現代の住宅へと改修する工事を進めています。
第1期工事は、住まいとして使う部分の工事を進めてきました。
まずはその1期工事が終え引越を行い、仮住まいしていた馬屋部分の改修工事へと工程が進みます。
第2期工事は、馬屋だった部分をガレージと作業室へと改修する工事となります。
施工の様子をご紹介していきます。

ガレージの施工が進む現場の様子です。
車の侵入する開口部が見えてきました。
元々は馬屋だった部分が時代を経てガレージを変って行きます。

建物裏側でも外壁の施工が進みます。
下地だった部分がだんだん減り、建物外観も整っていきます。

ガレージ内では、防火板の設置作業が進んでいます。
車の入る車庫は、建築基準法では火気使用室という括りになります。
床・壁・天井は防火性能のある素材で仕上げて行きます。

床の土間部分はコンクリートの打設がまだですね。
壁と天井は下地作業がほぼ完了です。
ここまで施工が進むと室内の広さが分かってきますね。
乗用車が1台余裕で入る空間が見えてきました。

ガレージ奥の作業室では、内装下地の作業が進んでいます。
壁や天井の下地が出来て来て、ここも広さが分かるようになってきました。

壁の断熱施工も進みます。
ガレージ奥の作業スペースは、部屋として整備します。
断熱施工もしっかりと行って、通常に暮らせるスペースとして整備します。

袰岩棟梁は作業場で造作家具の施工も開始です。
センの天板を切断する作業ですね。
無垢の天板をカットして必要な寸法の板材を作る作業です。

万能機で削る作業が始まります。
カットした天板を直角を合わせて必要な厚さの板材に加工する工程です。
1枚1枚特性の違う木をしかり見て、加工する技術は大工の大事な力量でもあります。
そんな大工仕事が進んで行きます。

作業スペースに設置する造作家具も出来てきました。
お施主様と打合せして決めた寸法の家具を作業場で製作し、現場に運ぶことになります。
その現場に合わせたオーダーメイドの家具製作も弊社の大事な仕事の一つですね。

古民家の改修工事、第2期工事が進んでいます。
まず解体作業が中心でしたが、少しずつ作る工程も始まっています。
こうした改修工事には、経験豊富な大工たちの存在が大事ですね。
棟梁を中心に大工たちがいい顔で仕事を進めています。
昔の大工の技を見つつ、現代の住みやすい住居への改修工事、大工たちもやりがいがありますね。
そんな古民家の改修工事が進む現場の様子を紹介しました。
続きをお楽しみに！