盛岡市南大通 狭小住宅リノベーション工事 完成です！

盛岡市南大通の細い路地で進めてきた古～い狭小住宅の改修工事。
建物は両隣と完全にくっついている状態の2間間口の建物。
難易度の高い施工が予想される物件でした。
これまで住居だった建物をガレージと事務所へと改修しました。
そんな改修工事の完成写真をご紹介します！

完成した外観です。
左隣がこれまで事務所だった建物。
右側が今回リノベーションした建物です。
2棟の建物の外観がリンクしていい雰囲気に仕上がりました。

こちらが今回改修した建物の外観です。
2間間口の建物に格子戸を設置し、1階内部をガレージにしています。
外壁は補修して塗装して、昔の雰囲気を残したまま改修されています。

ガレージの乗用車が入るとこんな感じです。
軽自動車は余裕を持って入りますね。
ハイエースでも入るスペースを確保しています。

格子戸は3枚引込戸となっています。
全て開け放つとこんな感じに開きます。
おおよそ2.5ｍの有効開口を確保して車の出入りをしやすく改修しています。

2階は事務所スペースです。
細かな間仕切壁をなるべく撤去し、一つの空間としてリノベーションしました。
断熱改修も同時に行い、過ごしやすい空間とする事で仕事もしっかりと進むように計画しています。

古い天井は撤去し、小屋裏の古い構造を現した仕上がりです。
昔の大工の仕事が見える仕上がりとしています。
床には岩手県産の唐松の無垢の床板を採用しています。
新しい木と古い木が同居する空間が出来上がりました。

この地区の古い街並みに合うように改修してきました。
昔ながらの町家の雰囲気も残る河南地区、こうした建物群の雰囲気を大事に残して行きたいですね。

そんな古い狭小住宅のリノベーションが完成しました！
今回は長屋のような古い住居だった建物をガレージと事務所へ改修しました。
街中の便利な地域ですが、道路が狭く間口の狭い敷地が並ぶ地域です。
施工はとても難易度が高かったですね。
これまでの経験を生かし、大工と一緒に現場合わせの施工が進んできました。
そんな改修工事も良い雰囲気に仕上がりましたね。
次回は、ビフォーアフター形式で改修の様子を紹介しようと思います。
お楽しみに！