岩井沢工務所の仕事について
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2022年 04月 29日
盛岡市箱清水で進行中の住宅新築プロジェクト「アトリエのある家」。
2世帯が住まう住宅に併設してアトリエを設けるという建物になります。 敷地の大きさをギリギリまで生かして建物を計画し、そこの親子2世帯の住まいとアトリエを組み込んだ住宅を計画。 まずは既存住宅の解体工事と敷地外周を囲む土留め擁壁の補修工事を先行して進めました。 建物をしっかりと作るだけでなく、建物が建つ敷地自体も整備し、建物と共に住まう方が安心して暮らせるように施工していきます。 基礎工事と大工の構造材の刻みが完了し、いよいよ現地での建て方作業へと工程が進んできました。 何もなかった場所に大きな建物が立ち上がる工程「建て方」、大工仕事の最も華のある工程です! そんな建て方作業の様子を詳しくご紹介していきます。 ![]() 朝一番の仕事は「柱建て」です。 前日に設置しておいたヒノキの土台の上に天に向かって柱を立てる作業です。 昔から神事のように扱われていた「柱建て」、青い空に向かって伸びる柱を見ると昔の人の気持ちも分かりますね。 ![]() 構造を組む順に梁材を並べて、クレーンで吊り上げる準備を進めています。 どの順番で構造を組んで行くのかも棟梁の決める大事な仕事の一つです。 ![]() ワイヤーが巻き上げられて梁材が吊り上がります。 重い唐松の梁材もクレーン車の力でスムーズに現場へと運ばれて行きます。 ![]() この唐松材は、岩手県産の唐松材を使用しています。 地元で採れた木材が建物を構成しています。 クレーン車は、大工の負担軽減と安全作業の向上をもたらしてくれますね。 ![]() 番付けの所定の位置までクレーンで運ばれて行きます。 大工たちは、足場を作り、構造材が運ばれてくるのを待ち受けます。 ![]() 存在感抜群のクレーンですね。 現場に向かう道中、かなり遠くからこのクレーンのアームが見えてきます。 工事現場の大事な作業機器ですね。 ![]() 仕口を合わせてカケヤではめ込まれて行きます。 いよいよ建物の構造が組み上がって行きます。 ![]() 井桁状に組まれた構造が見事ですね。 見えている構造材のすべてが地元岩手の木たちです。 ![]() アトリエのような広い空間を支える場合には、梁せいの高い構造材を使っているのが分かりますね。 厚みのある唐松材が並ぶ構造は迫力がありますね。 ![]() 井桁状の構造の上で大工たちがしゃがんで金物の設置作業です。 ![]() 2階床に敷くネダレス合板の山が到着しました。 組み上がった2階床までの構造を見ながら順番を待ちます。 ![]() クレーンで吊り上げられるネダレス合板の山です。 1枚1枚とても重いネダレス合板・・・。 クレーンだと山積みのまま吊り上げて2階へと運ばれて行きます。 ![]() 今度は大工たちがその合板を1枚1枚手で運んでいきます。 細い建物構造の上をひょいひょい歩いて運ぶ大工たち、すごいですね。 ![]() 段々平らな床が出来て行きます。 ![]() ネダレス合板をしっかりと固定すると建物の構造がガッチリとして揺れなくなります。 そして何より平らな床の下地が出来て、安心感がグッと増します。 ![]() 所々に空いている四角い穴は、2階の柱が差さる為の穴ですね。 まずは1階部分の構造の組み上げ作業が完了です。 ![]() 明日の2階の建て方の準備まで進めて初日の作業が完了です。 怪我やトラブルも無く建て方作業は順調に進みました。 箱清水「アトリエのある家」が進行中です。 現地で始まった建て方作業、初日の工程が無事に終わりました。 まずは一安心ですね。 明日は、2階部分の構造の組み上げ作業が始まります。 地元岩手の木材をふんだんに使い、大工の技術を生かした家づくりが次のステージへと進んできました。 大工の手による建て方作業、続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-04-29 05:08
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