緑と暮らす家 完成へ！

盛岡市内で進行中の住宅新築プロジェクト「緑と暮らす家」。
オオツカヨウ建築設計さんと弊社の大工の施工で進む住宅新築となります。
お施主様がこれまで住んできた建物を解体し、建て替える工事内容となります。
敷地内には、お施主様がこれまで時間をかけ作りあげてきた素敵な庭があります。
木々や花々がさりげなく配置され、仰々しさのない、植物が生き生きとしている素敵な庭。
この庭を残し、今までのように緑を愛でる暮らしをしていただくような住宅を大塚設計士が計画しています。
現場での施工もいよいよ大詰め、完成へと向かいます。
そんな現場の様子をご紹介していきます。

建物の外周部の施工はほぼ完了です。
南面の大開口サッシと続くウッドデッキがいい感じに仕上りました。
家の中から緑の庭を思いっきり感じられる建築となっています。

南面は軒の出が大きい事が分かります。
夏場の暑い直射日光を遮り、冬場の低い位置の太陽光を取り入れる自然を最大限に活用した建物構造でもあります。
ウッドデッキもLDKの一部として機能し、生活空間と庭の緑をつなげる大事な役目を担います。

外部施工の最後はタイル施工です。
すでに張り終えていたタイルの目地を目地材で埋める作業が進みます。
シンプルな大判タイルが仕上がり、外部もいよいよ完成です。

室内では、設備機器の設置が進みます。
LDKで取付が進むのは、パネルヒーターですね。
淡い色合いの壁面に溶け込む塗装のパネルが良いですね。

洗面室にもパネルヒーターが設置されました。
コチラは色がオレンジ色。
こうしたパネルヒーターも室内のインテリアの一部としても機能する事が分かりますね。

照明器具の設置も進み、階段も良い雰囲気に仕上がって来ました。
照明が付くとその周りの壁面がとってもいい雰囲気に変わりますね。
紙のクロスに特殊な塗料で塗装した壁面、ムラのあるこの仕上がりがとってもいい雰囲気を作り出します。

手すりも設置されました。
シンプルで掴みやすいデザイン。
樹種はセンかな～？

階段材にもセンを使用しました。
木目がきれいなセンは、岩手県産材です！
とってもいい雰囲気に仕上がりました。

先日塗装を仕上げたテーブルも良い感じに仕上りました。
樹齢200年を超える秋田杉で製作したテーブルが吹抜けを望むホールに配置されています。

1階を見下ろす吹抜け空間です。
1階の大開口サッシから入る光が2階のまで届きます。
そして天井や壁面の仕上がりがとてもきれいに見えていますね。
くつろげる落ち空いた空間を構成しています。

家具が入り室内空間が完成しますね！
とても素敵な空間に仕上がりました！

住宅新築のプロジェクト「緑と暮らす家」。
今回もオオツカ設計士のデザインした建物を弊社の大工が作るプロジェクトでした。
地元の木をふんだんに使い、高性能にデザインされた建物がいよいよ完成です！
本格的な完成写真の撮影は、引越後に行う計画です。
しばらく先にご紹介する事に。
そちらもお楽しみに！

それまでに外構工事が進む事になります。
コチラは引き続きご紹介していきます。