岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 05月 04日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」さんの盛岡のお店の工事が始まりました。
盛岡市中心部、下ノ橋近くのテナント物件です。 弊社では、10年以上前にパン屋さんのお店の開店で施工させていただいた物件です。 パン屋さんからお菓子屋さんと経て、今回は料理を提供するレストランとしてオープンする計画です。 こだわりの塊りのような店主「要太郎」さんと弊社の大工のタッグで施工が進む事になります。 どんなお店になるのかな~? 今からドキドキ、とっても楽しみです! それでは、現場での施工の様子を紹介していきますね。 工事開始前の1階の様子です。 これまでは、1階はほぼ厨房だけの状態でした。 今回は、ここを改修してレストランの厨房と客席を配置する計画。 限られたスペースにギュッと詰め込んだお店を計画です。 先行して解体作業が進む2階部分では、古い天井が撤去されました。 現れてきたのは、良い雰囲気の赤松の太鼓梁ですね。 この屋根構造を生かした2階のお店を計画していました。 ところが・・・。 すごく古い屋根も出てきました。 天井を剥がすと別の屋根が出てくる・・・・。 古い建物を改修する際にはよく出てくる話ですが・・・・。 ほぼ古民家という感じの屋根が出てきました。 店主と相談してこの屋根を急遽残す事に・・・。 室内に入り込む部分は、屋根の柾葺きを撤去して垂木を表す計画に変更です。 古いモノの好きな店主とのお店作り、どんな風に仕上るのか楽しみです。 古い屋根の構造を残したまま新しい天井下地を始める堀口棟梁です。 野縁を組み、屋根勾配に合わせて新しい天井下地が出来上がって行きます。 古い屋根と新しい天井、どんな風に組み合わさるのか、楽しみでもあります。 1階でも改修作業が進んでいます。 古い厨房のコンクリートにカッターを入れる上野作業員です。 厨房の広さが足りないので、今回の施工に合わせて厨房の拡張を行います。 厨房機器の寸法に合わせてコンクリートを解体しました。 おおよそ15cmほど厨房の低い床部分を拡張していきます。 お店の施工と同時に弊社作業場でも動きが。 古材置き場から出してきたのは、センの大梁です。 前回の弊社作業場での店主との打ち合わせで使う事に決めたテーブルの素材です。 一部水拭きするとこんな表情が見えてきました。 古い古民家で使われていたセンの梁、現代ではこんな贅沢な梁材はありません。 今回はこの梁材のこの雰囲気をそのままにテーブルへと生まれ変わらせる計画です。 改修工事が進むとこのゴミの山が何度も搬出されて行きます。 毎度ですが、私たちの仕事はゴミとの戦いですね。 こうしたゴミを何度も搬出しながら新しいお店が出来て行きます。 この段階でのお店の外観ですね。 まだ外観に変化はありませんね。 どんなお店のなって行くのか、ドキドキな現場です。 「とおの屋 要」さんの新しいお店の施工が進んでいます。 築100年近くたつ古い民家だった建物。 いろんな使われ方をしながらここまで存在してきました。 今回は、その建物の根幹の部分を生かしつつ、レストランとして改修が進められて行きます。 建物の経年変化をただの劣化ととらえずに、その建物の刻んできた歴史ととらえて大事に残して行く、そんな作業を進めていく事になりそうです。 どんなお店に変化していくのか、とっても楽しみな工事が進んでいます!
by iwaizawa
| 2022-05-04 04:14
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