古い民家を事務所へとリノベーション！ 進行中。

盛岡市内で進行中、中古住宅の事務所へのリノベーション工事現場。
古い住宅を改修して、事務所として使うとい目的で行うリノベーションの工事です。
現地での建物内部の解体作業から大工の構造改修、内部の下地工事と工程が進んできました。
古い建物が新しい目的を携えて生まれ変わって行くという工事ですね。
そんな古い民家の改修工事の大工仕事をお伝えしていきます。

現場室内では、壁のボード張りが進みました。
事務所はほぼ床・壁・天井の下地が完成ですね。
ここから造作家具の設置作業が始まります。

弊社作業場では、製作を終えた家具の搬入準備中。
大きなクレーン付きのトラックの荷台に家具を載せていきます。
5.5ｍのトラックの荷台いっぱいの大きさの家具です。
このまま現場へと運び、設置まで進める計画です。

現場へ運び、そのまま所定の位置へと運びます。
窓下の位置にピッタリと設置されました。
仕事で使う大型の書籍やファイル類を収納する家具ですね。

家具の天板も搬入です。
他にも製作を終えた家具類を搬入。
一旦すっきりした現場が再び物だらけですね。

大きな家具の搬入を終えた作業場ですが、まだまだ家具の製作は続きます。
センの天板の接ぎ合せです。

こちらはホオの木の天板の接ぎ合せです。
コチラは事務員さんの仕事をするテーブルですね。

こちらはケヤキの木の天板の接ぎ合せです。
ケヤキは社長の事務机として製作中です。
ケヤキらしいダイナミックな木目が良いですね！

さらに下舘大工が接ぎ合せの作業中。
ケヤキの小さな天板をいっぱい作っています。
これは、机やカウンターの脚となる部分ですね。

接ぎ合せの準備を行い、プレス機で数日圧力を掛けておきます。
しっかりとくっつき接ぎ合せが完成していきます。
それにしても色・木目・とってもきれいな天板ですね～。

続いて用意しているのは、薄いセンの板材ですね。
田沢湖の製材所から頂いた家具用のセンの薄い板を仕上げています。
センも木目がとてもきれいな広葉樹です。
その板材を使って家具を作っていきます。

先行して製作していた家具本体。
事務所の入り口に設置するカウンター収納です。
お客様が訪れた際に様態する為のカウンターです。

お客様から見える面が上になっていますね。
この段階では、下地の状態。
お客様から見えるカウンター壁面は、針葉樹合板が張られています。

先ほど作ったセンの板を張って行きます。
お客様から見える面、L字にセンの板を張って行きます。
キレイな木目のセンの板がカウンターを仕上げて行きます。

センの板を張った上からは、小さな格子材を取り付けていきます。
センの板と杉の格子材で壁面が仕上がって行きます。
どんな受付カウンターが出来るのか楽しみですね。

そして現場では、足場が撤去されました。
平屋の片流れ屋根の外観が見えてきました！
とってもいい雰囲気に仕上がって来ました。

古い民家のリノベーション工事が進んでいます。
古い建物の解体・構造改修・下地作りと進んできたリノベーションの工程。
いよいよ工事も終盤に入り、内装仕上げの段階へと入ってきました！
そして事務所内の家具もすべて大工の手作りで製作が進行中。
地元岩手の木を使った本物の家具はたくさん作られています。
普段の新築とは少し違う、古い構造を生かした改修工事が進む現場。
施工の様子を少しずつご紹介していきます。
続きをお楽しみに！