上堂 中古住宅リノベーション工事 進行中。

盛岡市上堂で進行中の中古住宅のリノベーション工事。
お施主様はかなり前から地域を絞って土地や中古住宅を探してきました。
候補数件の中から購入を決めた中古住宅をご自分のお住まいとして改修して新たな生活を始めるプロジェクトになります。
既存の住宅の改修する部分、残す部分を打ち合わせし必要な機能をしっかりと確保するための改修工事が進んでいます。
工事も終盤に入り、仕上げの工程が一気に進んでいます。
現場での施工の様子を紹介していきます。

クロス張りの作業が進む現場です。
ダイニングスペースも白いクロスが貼られてきれいに見えてきました。
台所として一部屋だった空間を対面式のオープンなキッチンに改修してきました。
いよいよ完成形が見えてきました。

改修前は廊下側に向いていた収納はリビング側に向きを変えて仕上げています。
作り付けの収納棚件カウンターとして作っています。
見えている天板はアサダという珍しい樹種です。
広葉樹の一枚板のカウンターを取り込んだ収納部分も仕上がってきました。

元々押し入れだったスペースを書斎に改修した部分。
カウンターと上部に吊戸棚を設置してあります。
カウンターには一枚板のカツラを使用しています。
こうした広葉樹のカウンター材もすべて地元岩手県産の木を使っています。

元々はボイラー室だった1.5帖のスペースは、パントリースペースへ。
グルっとコの字に棚が設置されています。
キッチン周りの雑多なモノをしっかりと収納できる空間も整備しています。
まずはすっきり暮らせるように収納スペースはたくさん確保しつつ改修工事が進んで行きます。

キッチンの背面収納も見えてきました。
ここは食器類と台所まわりの家電を置くスペースです。
収納下部にはゴミ箱を置くスペースも確保しています。
現代の生活に合わせて使いやすいキッチン収納を造り付け家具として整備しています。

洗面脱衣室では、新しい洗面化粧台の設置も進んでいました。
水回りの機器はすべて新しいモノと交換していきます。
今回は汚れに強いホーロー製の流し台を設置しています。

2階の和室続き間だった部屋でもクロスの施工が進んで行きます。
和室の雰囲気は残りますが、壁面を全て白いクロスで仕上げて行きます。
一気に明るい雰囲気へと変って行きますね。

内装工事のクロス張りが完了すると、養生の撤収作業。
トラック1台山盛りの資材を搬出です。
物凄い資材の山と格闘中は新人の及川作業員ですね。
工事現場から出てくる道具・資材などの量はすごいですね。

2階の和室だったスペースはクロス張りが完了。
床の養生を剥がすと唐松のきれいな床が現れました。
壁も白く変わりとっても明るい部屋となり、改修後は子供部屋として使われる事になります。

和室の収納だった部分は、建具を交換します。
襖からシナフラッシュの建具へと交換を予定しています。
現在は建具設置待ちの状態ですね。

1階リビングのクロス貼りも完了です。
コチラではまだ床養生の撤収が終わってませんね。
棚板類も入り、収納棚らしく見えてきました。

丸山大工は、家具の取っ手の取付作業を進めています。
建物構造の改修からこうした家具の仕上げまで、大工さんは何でもこなすマルチな仕事ができます。
弊社の大工たちはこうしていろんな作業を一人で出来るように経験を積んでいます。
建物の事は本当に何でも知っている大工たちですね。

中古住宅のリノベーション工事が進んでいます。
建物の構造改修から内装仕上げへと工程が進んできました。
古い建物に新しい機能や暮らし方を付与する大事な改修作業もいよいよ後半戦へと入って来ましたね。
そして使う素材は地元の岩手・盛岡の素材たち、使うのは技術のしっかりした大工職人です。
大工は構造改修から仕上げの家具製作まで何でもこなすマルチな技術を持っています。
そんな技術を生かしながら終盤の仕上げの作業が進んでいます。
新しい建物へと生まれ変わるためのリノベーション工事が進む現場の様子を紹介しました。
続きをお楽しみに！