岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 05月 31日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」さんの敷地を囲うように設置してある垣根。
黒穂垣という古くからある垣根の工法を使った塀がありました。 その塀が経年劣化と強風で一部が壊れてきたため、今回一部を板塀に改修する事に。 そんなお店の外構工事の様子をご紹介していきます。 今回改修を進めている黒穂垣の塀。 昔ながらの情緒ある木の枝を使った垣根の一種ですね。 「要」のファサードはこの黒穂垣で整えられています。 しかし、木の経年劣化と腐食により、一部の塀が倒れたりしてきました。 なるべく雰囲気を残したまま、耐久性の高い板塀と黒穂垣の補強・修繕を行う事になりました。 黒穂垣の撤去を終えて、基礎の準備が始まっています。 まずは重機を搬入、基礎を作る部分を掘削していきます。 道路境界付近には、いろんな埋設物があるので注意しながら掘削を進めていきます。 出てきたコンクリート塊は、重機のブレーカーで砕いて取り除きます。 弊社の小さな重機は、ブレーカーも設置できる優れもの、1台で何役もこなしてくれます。 掘削した根掘り底に砕石で床を作り、一定の高さになるようにフェンスブロックを設置します。 まずは塀の両端のブロックを先行して設置していきます。 端のブロックには、垂直に棒を立てていきます。 この棒に糸を張って通りを出します。 後のブロックはこの糸に合わせて設置を進めていきます。 ブロックの設置が終わると、根巻きコンクリートの打設作業です。 ネコ車にコンクリートを載せてブロックの位置まで運びます。 車の入れない奥まった場所では、すべて人力でのコンクリート打設となります。 ブロックの周りをコンクリートで満たします。 これでフェンスブロックと根巻きコンクリートでしっかりとした基礎が出来上がって行きます。 ブロックの根巻きコンクリートが乾燥すると埋戻の作業。 ブロックの天端まで土を埋め戻すと根巻きのコンクリートは見えなくなりました。 地面からはフェンスブロックだけが見えている状態です。 基礎が目立たずにすっきりと仕上がりました。 続いてアルミ支柱の設置作業です。 フェンスブロックの中心に空く穴にフェンスの支柱を立てていきます。 支柱に水平器を取り付けて柱をしっかりと固定します。 今回もフェンスの両端にまず支柱を立てて垂直を確認。 糸を張って、その糸に合わせて中間の支柱の垂直を合わせて行きます。 アルミ支柱の垂直を確認したら、穴の中にモルタルを詰めていきます。 モルタルがしっかりと固まるとアルミ支柱がガッチリと固定されます。 これでフェンスの支柱が出来上がりですね。 アルミ支柱がきれいに並びました。 この面は、このアルミ製の支柱を使って腐食のほとんど起きない板塀として再生していく計画。 まずはその基礎となるブロックの据付と支柱を立てる作業が完了しました。 遠野の「要」での外構工事が進行中! 現在進む盛岡の下ノ橋近くのレストラン開店とほぼ同時期の施工となります。 遠野の外構工事でも残すべき大事な部分と改修し新しくする部分をしっかりと見極めて施工の計画を立てています。 どんな外構工事になるのか、今から楽しみですね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-05-31 05:11
| 外構工事
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