岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 06月 01日
盛岡市箱清水で進行中の住宅新築プロジェクト「アトリエのある家」。
2世帯が住まう住宅に併設してアトリエを設けるという建物になります。 敷地の大きさをギリギリまで生かして建物を計画し、そこの親子2世帯の住まいとアトリエを組み込んだ住宅を計画。 現場では建て方作業が無事に終わり、内部の下地作りの大工仕事が進んでいます。 そして、この段階で執り行われるのが「上棟式」ですね。 建物の骨格が出来上がり、この構造材に宿る神様に工事の安全とお家の繁栄を祈願する古来から続く御祭りです。 そんな上棟式の様子をご紹介します。 現場に設置された上棟式のお飾り。 矢羽根と吹き流しです。 この日は、荒天となり屋根上の設置は断念しました。 2階の天井の高い吹抜け空間を利用して見事に設置が完了です。 私は事務所で棟札の準備です。 杉材で作った棟札に神様のお名前を記載して行きます。 古来から建物を作る際には、大工の神様たちに工事の安全とそのお家の繁栄を祈願してきました。 万物に神が宿ると信じてきた古来からの日本の伝統儀式ですね。 大工仕事は危険が付き物です。 そんな大工たちの慰労も兼ねて神様に感謝を使えるという行事になります。 現場の1階に設置した祭壇です。 あげものと呼ばれる供物は、山のモノ・里のモノ・海のモノを備えます。 そして米・塩・水・お酒をお供に備えます。 いろんなモノを神様に食べていただき、感謝を伝えるという行事です。 大工たちみんなで拝礼です。 これまでの工事の安全とこの後の工事で事故が起きないように祈願します。 もちろんこのお家に住まう方々の息災も記念して拝礼します。 上棟式が終わった現場の内部です。 建て方を終えた構造体に窓が設置されています。 建物の角に設置した大きな窓からは外の景色がきれいに見えています。 そして次の工程の資材がやって来ます。 すごい量のビニールパックは、断熱材の山です。 グラスウール断熱材を圧縮してパックにしてある製品の山が出来ました。 この断熱材は壁の分、この他に天井にも断熱材が入るので、さらに量は増えていきます。 そして早速断熱材の施工が始まります。 白くフワフワの綿状の断熱材を壁の構造材の間に入れていきます。 高性能のグラスウール断熱材は、外気との熱交換をしっかりと遮断してくれます。 さらに火災にも強く、隣家の火災からの延焼も遅らせてくれる効果がありますね。 上棟式を終えた段階の建物外観。 南側の畑から撮影しました。 敷地いっぱい、容積率ギリギリに建築した建物です。 無事に終わった上棟式。 荒天で急遽建物内に設置した矢羽根と吹き流し。 とてもいい雰囲気に設置が出来ました。 弊社の矢羽根は、先々代から使ってきた年代物です。 あと何年使えるかな~? そろそろ更新時期も検討しないと! 箱清水「アトリエのある家」が進行中です。 現地で始まった建て方作業が無事に終わり、木組みの構造が出来上がりました。 この時点で執り行われた上棟式の様子を紹介してきました。 上棟式は平安時代から続くお祀りごとでもあります。 万物に神が宿ると信じてきた古来の日本人の伝統を受け継ぐ大工の儀式でもあります。 そんな伝統を大事にしながら仕事を続けています。 そして上棟式後はすぐに断熱材を入れての下地作業が再開です。 毎日変化のある現場、見ていても飽きないですね。 そんな大工仕事の様子も随時ご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-06-01 04:48
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