「とおの屋 要」 外構工事進行中。

遠野のオーベルジュ「とおの屋　要」さんの敷地を囲うように設置してある垣根。
黒穂垣という古くからある垣根の工法を使った塀がありました。
その塀が経年劣化と強風で一部が壊れてきたため、今回一部を板塀に改修する事に。
そんなお店の外構工事の様子をご紹介していきます。

古い黒穂垣の塀が撤去された敷地外周部。
新しく木製塀を立てるための基礎とアルミ角柱の設置が完了しました。
この後は、木製塀の設置作業が始まる事になります。

弊社作業場では、塀板の加工と塗装の作業が行われています。
まずは、製材し弊社作業場で乾燥させていた杉板を木材置き場から出してきます。
角をカンナで削って塗装の準備です。

藤澤大工が塗装作業。
杉板の表面（表裏共）に防腐の塗装を行います。
ザラザラした製材したままの板の表面は、塗料をたっぷりと吸込み、しっかりと色が載って行きます。

塗装した板は、そのまま立て掛けて乾燥させます。
こうして作業場で板材を仕上げてから現場で設置を進めていきます。

乾燥した板はトラックに積み込み、現場へと搬入です。
板の加工から現場への資材運搬も人力で行われます。

アルミ支柱への板の設置が始まりました。
支柱の上部から順に板張りが進みます。

板張りが進んで行きます。
支柱の上部からだんだん下へと張り進みます。

板張りがだいぶ進みました。
完全に出来上がってはいませんが、この段階でかなりいい雰囲気ですね。
板の隙間は約1cmなのでほぼ内側が見えないように塀が出来上がって行きます。

遠野の「要」での外構工事が進行中！
現在進む盛岡の下ノ橋近くのレストラン開店とほぼ同時期の施工となります。
遠野の外構工事でも残すべき大事な部分と改修し新しくする部分をしっかりと見極めて施工の計画を立てています。
どんな外構工事になるのか、今から楽しみですね。
続きをお楽しみに！