「サンドウィッチの家」 上棟式を執り行いました！

盛岡市山岸で新たに始まる住宅新築プロジェクト「サンドウィッチの家」。
「サンドウィッチの家」とは、サンルームが真ん中にはさまった平面構成を、色んな具が挟まるサンドウィッチに見立てて名付けられています。
時に子供の遊び場になったり、リビングの延長として活用したり、洗濯物を干したり、など、様々な活動がサンルームで行われることを想定した平屋の建物になります。
設計はNoMaDoS一級建築事務所様、施工は岩井沢工務所というタッグで施工を進めていきます。
どんな住宅が出来ていくのか今から楽しみなプロジェクトです！
現地での建て方作業が無事に完了して、上棟式を執り行いました！

建て方が完了して、建物の骨格が立ち上がった現場です。
足場とシートに覆われて、建物そのものの様子はあまりはっきりは見えませんね。
屋根上に上がった上棟式の矢羽根が上棟式の開催を知らせる役目を担います。
上棟式は、建物建立の大事な節目のお祀りです！

私は朝から棟札作成の業務開始。
杉の板で作った棟札に昔から崇める神様の名を記して行きます。
これまでの工事の安全、この先の工事の安全、そしてこのお家の益々の発展と息災を祈って棟札を作ります。
いつもながら緊張の棟札作成が始まりました！

棟札に続き、紙垂（しで）を作成です。
魔除けの力があるという紙垂は神事に無くてはならない大事なアイテムの一つですね。
半紙を折り、所定の場所に切れ目を入れて行くと紙垂が出来上がります。
この仕事を始めて20年以上、私も何とか参考書を見なくても作れるようになってきました。

現場の屋根でたなびく五色の布が良いですね～。
この日は、少し風のある快晴のお天気、矢羽根と五色の布にはピッタリのお天気でした！
平安時代から続く、大工のお祀りがいよいよ始まります。

屋根上の祭壇には、いろんなモノが配置されていますね。
天上から呼び寄せる神様に食してもらい、その御下がりをみんなで食べて御神徳を頂くという行事です。
季節の食べ物、お酒、お米、お塩を配置して祭壇の準備が整いました。

建て方作業を行った大工たちが参拝です。
小瀬川棟梁を始め、工藤監督と中津大工で祭壇に手を合わせます。
気持ちが引き締まる瞬間ですね。

設計事務所NoMaDoSのスタッフの皆様も礼拝を行いました！
風にたなびく五色の布と大きな矢羽根、神様が近くにいるような気持になりますね。
設計さんたちもとってもいい顔です！
準備に手は掛かりますが、気持ちを高める上でも上棟式は良いですね！

新しい住宅新築プロジェクトが進んでいます！
現地での構造材を組み上げる建て方作業が順調に進み、上棟式を執り行いました！
工事の安全とお家の発展を祈念して行う平安時代から続く建築の神事の一つです。
弊社では、先々代から使っている矢羽根を屋根に上げて上棟式を行っています。
この日は少し風の吹く快晴のお天気で、五色の布の吹き流しもとてもきれいに流れていました！

今回もとっても楽しそうな建物が計画されています。
設計事務所NoMaDoSさんとは、「曲面天井の家」という建物でご一緒させて頂きました。
曲面天井の家もなかなかインパクトがありましたが、今回の「サンドウィッチの家」もとても楽しそうな住宅になりそうですね。
プロジェクトの進行状況を少しずつ紹介していきますね。
続きをお楽しみに！

お知らせ
弊社ブログでは、まだまだ施工中の「サンドウィッチの家」ですが、このほど工事が完了し、完成見学会を予定しています。
詳しい内容はコチラから。