岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 07月 24日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」さんの盛岡のお店が完成しました。
盛岡市中心部、下ノ橋近くの古い民家を改修した建物です。 弊社では、10年以上前にパン屋さんのお店の開店で施工させていただいた物件でした。 パン屋さんからお菓子屋さんと経て、今回は料理を提供するレストランとしてオープンです。 こだわりの塊りのような店主「要太郎」さんと弊社の堀口大工のタッグで進めてきた工事も完了。 完成したお店を少しずつご紹介しますね。 お店の名前は「ありません・・・・」、不定期に開店するという営業形態。 気になる方は、こちら「No name」のfacebookからご予約下さいね。 お店の外観はコチラです。 下ノ橋のたもと、そばの「やまや」さんの隣です。 築100年以上経過した民家を利用したレストランとなりました。 外観も一部改修し、ほとんど変わっていない部分も多くあります。 看板の無いお店がお客さまを向かえるのはこの外灯。 アンティークの外灯がボンヤリと照らす入口を目指してお越しくださいね。 店内は、客席と厨房が一体となった構造。 シェフの調理する姿がそのまま見える作り・・・・。 かなり挑戦的な配置の店内です。 お客様を向かえる大きなカウンターは、古材を使っています。 盛岡市内の古い商家を解体した際に取り出した、座敷を囲む差鴨居(さしかもい)に使われていたセンです。 差鴨居を製材し、商家で使われていたままの表情を生かして仕上げています。 古材ならではの経年変化した色つやが出ています。 年月が醸し出した雰囲気は、工業製品では絶対に作れないモノですね。 このカウンターがお客様を向かえます。 もう一枚のカウンターも変わった板が使われています。 イタヤカエデの1枚です。 コチラは、板を製材し乾燥する間に発生した菌が作ったシミのような模様をそのまま生かした仕上げです。 外国ではスポルテッドと呼ばれたりしています。 この菌の模様をそのまま残して仕上げたカウンター天板です。 特徴ある2枚の天板がお客様を迎えてくれます。 古い民家の構造をなるべく生かした店内。 最低限の厨房機器と味わいのある内装材、スペースをギリギリまで削って作ったスペースでどんな料理が楽しめるのかな? 料理と共に空間自体を楽しめるお店作りになっています。 「とおの屋 要」さんの新しいお店が完成しました。 築100年近くたつ古い民家だった建物。 いろんな使われ方をしながらここまで存在してきました。 今回は、その建物の根幹の部分を生かしつつ、レストランとしての改修が行われました。 建物の経年変化をただの劣化ととらえずに、その建物の刻んできた歴史ととらえて大事に残しながら新たなお店としての機能を付加していく、店主のそんな気持ちを大事にしながら改修作業を進めました。 使う素材も経年変化した古材たち、そしてアンティークの家具が中心となります。 まるで以前からそこにあったかのような素材を使い、新しいお店を形成しています。 料理だけではなく、お店の空間も楽しんでいただけるような店内の雰囲気です。 ぜひ足を運んでいただきたいですね。 完成写真がもう少しあるので引き続きご紹介しますね。 ご予約やお問い合わせはコチラからお願いします。 「no name」という名前の無いレストランです。
by iwaizawa
| 2022-07-24 05:36
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