「サンドウィッチの家」 大工工事進行中。

盛岡市山岸で進む住宅新築プロジェクト「サンドウィッチの家」。
「サンドウィッチの家」とは、サンルームが真ん中にはさまった平面構成を、色んな具が挟まるサンドウィッチに見立てて名付けられています。
時に子供の遊び場になったり、リビングの延長として活用したり、洗濯物を干したり、など、様々な活動がサンルームで行われることを想定した平屋の建物になります。
設計はNoMaDoS一級建築事務所様、施工は岩井沢工務所というタッグで施工を進めていきます。
どんな住宅が出来ていくのか今から楽しみなプロジェクトです！
現地では、各所で下地作りの作業が進み、いよいよサンドウィッチの根幹部分、吹抜けのガラス設置作業も始まりました。
そんな現場の様子を紹介していきます。

建物外周の現況はこんな感じです。
外壁下地の準備が進んでいます。
足場と養生シートで作業の様子は分かりにくいですね。
少しずつですが、建物の外観の雰囲気も出てきました。

サンドウィッチの家の根幹でもある建物中央の吹抜け部分では、壁面を覆っていたブルーシートが外されて施工の準備が始まっています。
屋根と逆勾配の特殊な形状の吹抜けの壁面、柱がむき出しに見えています。

室内にはガラスが搬入されてきました。
先ほどの吹抜け壁面の特殊な形状の部分に入るガラスですね。
大きさも形状もマチマチなガラスが10枚以上入荷してきました。

ガラスが入るのは、この部分ですね。
大工たちはガラスがハマる様に木枠の準備を進めてきました。
この場所まで重い断熱ガラスを上げて設置する作業が始まります！

小瀬川棟梁・袰岩大工・中津大工、三人がかりでガラスをはめ込みます。
ガラスを所定の位置にはめ、木枠でしっかりと押えて行きます。
ガラスが大きくなるとどんどん重さが増していきます･･･（汗）

内側から見るとこんな感じで作業が進みます。
大工3人がかりで何とかガラスの設置作業が進みました。

ガラス設置が完了するとこんな仕上がりです。
上下に勾配の付いた特殊形状のガラスが見事に設置されていますね。
無事にガラス設置が完了しました。

下に下りて吹抜け空間を見上げると････一気に明るさが増しました！
足場がありますがこの明るさです。
上から降り注ぐ光が建物全体を明るい雰囲気に変えてくれました。

吹抜け部分の足場を外しました。
だいぶ出来上がって来ました。
天井の高い吹抜け空間の最上部に設置されたガラス面がこの建物の肝の部分ですね。

真上を見上げるとこんな仕上がりです。
現在は天井が石膏ボード、壁面は下地の状態、天井も壁もすべて白く仕上がる予定です。
完成形を想像し少しワクワクしてきました。
楽しい家づくりが進んで行きます。

ガラスの設置が終わると、床張りの作業が始まりました。
ナラの突板を使ったフローリング材を使用しています。

LDKの床でフローリング張りの作業が始まっています。
これまで下地の構造用合板だった床がきれいな床板に変って行く工程です。
少しずつですが仕上げの工程も始まって行きます。

外部では外壁の下地作業が進んでいます。
外壁材を張る為の下地の木の設置、貫通部の防水処理が並行して進んでいます。
特に外壁を貫通する換気部材周辺は入念に防水処理を施していきます。
建物を長持ちさせるための大事な下地の施工も進みます。

外壁下地の一部に板が張られていました。
ここは給湯器を設置する場所ですね。
外壁材を張った上から給湯器を吊下げるので、この段階で下地を入れておきます。
次の工程の準備も行いつつ下地作業が進みます。

床板張りが完了すると室内空間もだいぶすっきりしてきました。
LDKから吹抜け空間側を見るとだいぶ完成形が想像できる状態にまで進みました。
光が降り注ぐ吹抜け空間と屋根勾配に合わせた斜め天井のLDKが何となく見えてきましたね。

この段階で設計事務所の方々とお施主様の中間検査を受けました。
徐々に出来上がる現場の雰囲気を感じつつ、細かな納まり部分を打合せです。
いよいよ仕上げの工程も始まります！

楽しい住宅新築プロジェクトが進んでいます！
建物構造が出来上がり、下地作りから少しずつ仕上げの工程も始まっています。
サンドウィッチの家の根幹部分、建物中央部にある吹抜け空間のガラスの設置も完了しました！
地元岩手・盛岡の木を使い、高性能な家づくりを技術のしっかりした大工たちが進めています。

今回もとっても楽しそうな建物が計画されています。
設計事務所NoMaDoSさんとは、「曲面天井の家」という建物でご一緒させて頂きました。
曲面天井の家もなかなかインパクトがありましたが、今回の「サンドウィッチの家」もとても楽しそうな住宅になりそうですね。
プロジェクトの進行状況を少しずつ紹介していきますね。
続きをお楽しみに！