岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 07月 29日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」さんの盛岡のお店が完成しました。
盛岡市中心部、下ノ橋近くの古い民家を改修した建物です。 弊社では、10年以上前にパン屋さんのお店の開店で施工させていただいた物件でした。 パン屋さんからお菓子屋さんと経て、今回は料理を提供するレストランとしてオープンです。 こだわりの塊りのような店主「要太郎」さんと弊社の堀口大工のタッグで進めてきた工事も完了。 完成したお店を少しずつご紹介しますね。 お店の名前は「ありません・・・・」、不定期に開店するという営業形態。 気になる方は、こちら「No name」のfacebookからご予約下さいね。 完成したお店の外観です。 元の建物の1階部分の壁のみ手を入れました。 うぐいす色の塗り壁が良い雰囲気に! 側面の壁を覆う蔦の一種は、手を付けずにそのまま生かしています。 お店が変った事も一見分からない感じです。 店内に入ると入口脇には、アンティークのショーケースが配置されています。 将来的にはパンなどの販売も考えていて、このショーケースを活用する計画です。 オーナーが見つけた古いショーケース、天板だけを弊社で用意しました。 天板には、屋久杉を使用しています。 遠野の「とおの屋 要」の改修に使った屋久杉の残りの部分を利用しました。 屋久島の自然が作り出す不思議な模様を生かした天版。 この溝は、倒れた屋久杉を虫たちが入って通った道ですね。 意図して出来上がったモノではない模様がこの雰囲気を作り出します。 オーナー要太郎さんと厨房内の照明の打ち合わせ。 コンロ付近が暗いので、急遽照明を追加する事に。 照明もヨーロッパのアンティークの照明器具を用意しています。 入念に位置を確認です。 照明器具の位置が決まると、その下に棚板も設置を計画。 先ほど紹介した屋久杉の天板の余りを利用して、厨房壁面に棚を設置する事に。 照明の位置、棚の高さをスタッフとしっかりと打ち合わせしてもらいました。 照明と棚板の設置が完了です。 細かな微調整を経て、厨房も仕上がって来ました。 最低限の厨房設備ですが、とても素敵な厨房に仕上がりました。 シェフの技術が試される、そんな厨房だと思います。 トイレ内にも棚を追加設置しました。 棚は何処に・・・・? 高い位置に金網製の棚が設置されていますね。 これもまた古いモノ・・・・。 一瞬・・・ゴミ・・・とも思える古く錆びた金網製のカゴですね。 オーナーがどこかの古物商から購入したとか。 なかなか手にする事の無いカゴですね。 このカゴがお店の棚に変身しました! 「とおの屋 要」さんの新しいお店が完成しました。 築100年近くたつ古い民家だった建物。 いろんな使われ方をしながらここまで存在してきました。 今回は、その建物の根幹の部分を生かしつつ、レストランとしての改修が行われました。 建物の経年変化をただの劣化ととらえずに、その建物の刻んできた歴史ととらえて大事に残しながら新たなお店としての機能を付加していく、店主のそんな気持ちを大事にしながら改修作業を進めました。 使う素材も経年変化した古材たち、そしてアンティークの家具が中心となります。 まるで以前からそこにあったかのような素材を使い、新しいお店を形成しています。 料理だけではなく、お店の空間も楽しんでいただけるような店内の雰囲気です。 ぜひ足を運んでいただきたいですね。 完成写真がもう少しあるので引き続きご紹介しますね。 ご予約やお問い合わせはコチラからお願いします。 「no name」という名前の無いレストランです。
by iwaizawa
| 2022-07-29 05:06
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