岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 08月 04日
遠野のオーベルジュ「とおの屋 要」さんの盛岡のお店が完成しました。
盛岡市中心部、下ノ橋近くの古い民家を改修した建物です。 弊社では、10年以上前にパン屋さんのお店の開店で施工させていただいた物件でした。 パン屋さんからお菓子屋さんと経て、今回は料理を提供するレストランとしてオープンです。 こだわりの塊りのような店主「要太郎」さんと弊社の堀口大工のタッグで進めてきた工事も完了。 完成したお店を少しずつご紹介しますね。 今回は、施工前と施工後の写真をご紹介しますね。 そして、お店の名前は「ありません・・・・」、不定期に開店するという営業形態。 気になる方は、こちら「No name」のfacebookからご予約下さいね。 お店の入口から入るとこんな仕上がり。 イタヤカエデとセンのカウンターが迎えてくれます。 シェフとお客様が一体となる小さなお店の全景です。 施工前のお店。 少し暗い雰囲気の店内でした。 この状態から完成時を想像するのは難しいですね・・・・。 店主「要太郎」さんと相談しながらのお店作りでした。 店内奥から入口側を撮影。 お店の入口ドアと上部の丸い窓はそのまま使っています。 客席と厨房がこの空間にしっかりと納まりました。 施工前の入口付近ですね。 パン屋さん開店時に設置したガラス戸が残った状態でした。 この建具も撤去し、限られた空間に厨房と客席を納めました。 外観は、1階部分の外壁を大きく改修しています。 建物側面の蔦植物はなるべく傷めないようにそのまま残してあります。 建物の雰囲気をなるべくそのままに、お店のファサードだけを直してあります。 施工前の外観です。 1階部分の外壁が違っていますね。 側面の蔦植物はほぼそのまま同じ状態でした。 お店のファサードはガラッと変わりました。 うぐいす色の塗壁に変わっています。 建具と窓はそのまま利用しています。 施工前はこんな感じでした。 壁の色が変わるだけで印象はガラッと変わりますね~。 2階客席はこんな仕上がりです。 窓はガラスを透明に変えています。 「槽」(ふね)の板を利用したテーブルが配置されています。 施工前の2階です。 一般的な高さに天井が張ってありました。 その天井を撤去して客席を作っていきました。 2階客席の奥側。 ここは劇的に変わりました。 天井を撤去、壁も撤去、出てきた古い梁と屋根を生かした仕上がりです。 大きな槽のテーブルを配置出来るように改修しました。 元々はこんな感じでした。 この状態から天井を撤去し、壁も撤去し、出てきた古い梁を生かしました。 なかなかここから完成形は想像できませんね~。 この窓は10年以上前にパン屋さんをオープンした際に設置した窓。 徐々に増殖した蔦植物が窓を覆っています。 この窓も店主「要太郎」さんが気に入って残してくれました。 建物の歴史をそのまま生かし、良い所は残しつつ改修したお店が完成です! 「とおの屋 要」さんの新しいお店が完成しました。 築100年近くたつ古い民家だった建物。 いろんな使われ方をしながらここまで存在してきました。 今回は、その建物の根幹の部分を生かしつつ、レストランとしての改修が行われました。 建物の経年変化をただの劣化ととらえずに、その建物の刻んできた歴史ととらえて大事に残しながら新たなお店としての機能を付加していく、店主のそんな気持ちを大事にしながら改修作業を進めました。 使う素材も経年変化した古材たち、そしてアンティークの家具が中心となります。 まるで以前からそこにあったかのような素材を使い、新しいお店を形成しています。 料理だけではなく、お店の空間も楽しんでいただけるような店内の雰囲気です。 ぜひ足を運んでいただきたいですね。 ご予約やお問い合わせはコチラからお願いします。 「no name」という名前の無いレストランです。
by iwaizawa
| 2022-08-04 04:43
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