岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 08月 31日
中の橋通りのホテル・ブライトイン盛岡1階にある「ビアバーベアレン中の橋」様の移転工事が進行中です!
「ビアバーベアレン中の橋」様は、岩手を代表するクラフトビールメーカー「ベアレンビール」様の直営店舗です。 現在のお店からも近い、新築中の新バスセンターへお店を移転します。 弊社はその移転工事のお手伝いをしていきます。 移転のお話を頂いた際にすぐに動いたのが、地元盛岡の木を使ったお店作り。 盛岡市産の木材を内装のたくさん使ってお店の内装を仕上げる事です。 伝統的な醸造技術を大切に岩手からビール文化を発信している「ベアレン醸造所」様の企業理念にもしっかりと合うようにお店作りを進めていきたいと思っています。 そんな新バスセンターへの移転工事の様子をお伝えしていきます。 テナントの間仕切壁の下地が出来上がり、まずはカウンターが設置されました。 規模の大きな建物では、壁や天井の下地は不燃材で作る事になります。 軽量鉄骨で作る下地が見えていますね。 そこにカウンターの設置作業が完了しています。 厨房への出は入口付近も下地が出来上がっています。 限られた空間にギリギリの構成で作る厨房。 出は入口まわりも機能をしっかりと持たせて構成しています。 入口左側は、食器類の下げ口と洗浄用のシンクを配置、入口右側は客席と手洗い器を配置しています。 とにかくコンパクトに機能的な厨房を作るための下地が出来上がってきました。 鋼製の壁下地に設置されたカウンターです。 盛岡市産のナラを使って接ぎ合せた無垢のカウンターですね。 今回の移転のお話を頂いてすぐに丸太を購入したのがこのナラの木でした。 ようやくカウンターとしてお目見えです! 厨房内にはこんな壁下地も出現です。 冷蔵庫と給湯器が並ぶ壁面です。 給湯器も厨房内に収めるために、スペースを用意して給水配管と給湯配管を敷設しています。 限られた空間に厨房を配置するといろんな検討事項が増えていきます。 給湯器の配置もとても難しいですね。 鋼製下地の壁に石膏ボードが張られていきます。 銀色のギラギラした下地がクリーム入りのボードに隠れて少しお店の印象も変わって来ましたね。 何となくですがお店の雰囲気も掴めるようになってきました。 厨房への入口まわりも壁面のボード張りが完了しています。 食器の下げ口も開口されて、機能の配置も分かるようになっていきます。 これでほぼ下地を作る工程が完了ですね。 次は、大工の造作や内装仕上げの工程が少しずつ始まって行きます。 藤澤大工が現場での作業を再開です。 カウンターに続き施工を進めるのが、ビールサーバーの背面に設置するジョッキを置く棚です。 壁にナラの棚板を取り付ける作業を始めています。 鋼製の下地で棚を固定するのが難しい建物の下地、そこに無垢のナラの棚を取り付けていきます。 藤沢と私で考えた棚板の設置方法で作業を進めて行きます。 棚板の設置が順調に進んでいます。 よ~く見ると棚板の周りには、既存の壁面の上に新たに石膏ボードを張っています。 既存の石膏ボードには穴を空けられないため、棚板を固定するためのボードを張って板を固定しています。 鉄骨造の建物のテナントならではの難しい施工が続きます。 ナラの棚板が4段設置されました。 無事にジョッキを置く棚が出来上がりました。 既存の壁面よりボード1枚分浮き出ましたが、ほとんど分からないレベルで仕上がっています。 まずは、一つ難関をクリアです。 続いて厨房の内装作業が始まりました。 コチラは壁面に張るステンレス板ですね。 板の裏側に両面テープと接着剤を塗って壁面に張って行きます。 厨房まわりの壁面にステンレス板が張られて行きます。 この段階では、ステンレス板の表面に保護用のブルーのフィルムが張られているので青い内装に仕上がって行きます。 油汚れなどが多い厨房の壁は基本的に全面ステンレス板で覆う事になります。 ステンレス張りが終わると、次の工程がすぐに始まります。 弊社の小林作業員が塗装の準備を始めています。 壁や天井のボードのジョイントとビル頭にパテを掛ける作業を進めます。 内装仕上げの塗装の準備が進む厨房内です。 壁や天井の下地、カウンターや壁面の棚の設置など作る付けの家具の設置も無事に終わりました。 後は内装仕上げの作業が進み、お店の骨格部分を仕上げて行きます。 弊社作業場では藤澤大工が次の造作部材の製作に取り掛かっています。 カウンター下の腰壁部分に設置するナラの板の仕上げですね。 ナラの天板を削って作った板を並べて大きな壁面を構成する計画です。 まずは作った板を並べて配置を決める作業。 ナラの壁面が組み上がってきました! すごい迫力ですね。 無垢のナラは表情がとても豊かです。 この壁面が店舗の顔として機能する計画です。 この段階で設置されるのが楽しみです! 新バスセンターでの本体工事が進む中、現場での内装工事が順調に進んでいます。 そんな開店までの作業の様子を少しずつ紹介しています。 無垢の木を使った内装は、施工の1年以上前から準備を始める必要があります。 丸太の購入、製材、乾燥、そしてその間には店舗の計画も並行して行う必要があります。 出来上がる板の寸法も決まっていない状況で素材を作り、店舗の計画も進めるという事は、その両方を一度に進める必要があります。 そこには、素材の仕入れの仕方と技術のしっかりした職人のタッグが必要ですね。 今回もそんな技術のバトンリレーをしっかりと行いつつお店作りが進んで行きます。 少しずつ、新バスセンター内での「ビアバーベアレン中の橋」様の施工をご紹介していきます!
by iwaizawa
| 2022-08-31 05:17
| 現場日記~店舗~
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