岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 09月 26日
盛岡市黒川にある「浅沼醤油店 黒川工場」様にて改修工事が進んでいます。
今回は、コロナ禍で影響を受けた企業が新たな事業へ取り組む為の経済産業省の補助金「事業再構築補助金」を使っての改修工事となります。 新たに研究設備を整えて新規事業へと取り組む「浅沼醤油店」様をサポートする改修工事です。 まずは、新たな事業に取り組む前段階として既存工場の改修工事を進めてきました。 築50年を超える古い建物を使用する発酵食品の工場、現在の建築基準法に合わない部分も多く、補助金を受けるためのこうした法律に合わせた改修工事を計画し、その改修工事が完了です。 続いて施工が進むは、既存事務所の隣のスペースに研究施設を整備する工程です。 これまで荷受場だった鉄骨造の屋根を解体し、新しい建物を新築する作業が進んでいます。 建て方作業を終えた研究棟の外観です。 現在は、白い防湿透湿シートで覆われています。 既存の2棟のプレハブ建物に挟まれた空間に木造の新築建物が立ちました。 内部では、壁や天井の下地作業が進みます。 新築の研究棟は純粋な木造の構造です。 木組みの骨格に少し細めの下地材で壁や天井を形成する準備が進んで行きます。 屋根上では、屋根葺き作業が進みました。 勾配の緩い工場建物屋根は、防水性の高い立平葺きという形状の屋根材を葺いています。 縦縞模様のきれいな屋根形状です。 既存事務所のプレハブ建物との接合部も上手く納まりました。 新築建物の方が既存建物より屋根を少し低く納める事で雨漏りのリスクも低減しています。 このまま防水処理を行い、施工が進みます。 建物の最上階部分です。 隣のプレハブ倉庫の床と高さが揃いました。 この高さが重要な要素となっています。 2階建ての建物ですが、ほぼ3階建ての高さの床面です。 プレハブ倉庫側から見るとこんな感じです。 既存の2種類のプレハブ建物両方に床の高さを合わせるという難しい条件があった今回の研究棟の新築、うまくいって一安心です。 1階の荷捌き場では、丸山大工が木の加工作業を進めています。 外壁下地の胴縁に通気用の溝を掘る作業です。 外壁胴縁を並べて、溝切カッターで一気に溝を掘ります。 外壁張りの準備も進んでいます。 溝堀を終えた外壁胴縁は建物外周部に取り付けられていきます。 一定間隔で隙間を空けて、外壁裏の空間を空気が下から上へと動くように下地を形成します。 新築の研究棟だけでなく、既存のプレハブ建物も外壁胴縁を設置します。 コチラは横に一直線の下地です。 ここでは、先ほど丸山大工が作った通気用の溝を掘った胴縁を使います。 下から上へと空気が抜ける事で建物を覆う外壁材の寿命も長くなります。 先行して作っていたプレハブ倉庫に隣接する冷蔵庫棟の屋根付近も外壁下地が進みました。 既存の2棟のプレハブ建物と新築の研究棟を全て同じ外壁材で覆い、新しい大きな建物のように仕上げて行く計画です。 室内では壁や天井の下地作りの作業が進行中です。 次の工程の資材が次々に搬入されてきます。 コチラはグラスウール断熱材です。 袋に充填された断熱材が沢山入荷してきました。 ここは天井の高い荷受場の天井ですね。 足場を組み、足元を良くしてから下地を作っていきます。 ここの天井は5m以上と高いので、下地と共に照明もしっかりと取付が必要になります。 天井と壁の下地となる石膏ボードも入荷してきました。 壁と天井の木組みの下地が出来ると断熱材入れを行い、すぐに石膏ボードを張って行きます。 新しい研究棟が少しずつ出来上がって行きます。 外壁下地がだいぶ進みました。 横方向にズラッと並んだ下地の胴縁材がキレイですね。 プレハブ建物の外周にも下地を作り、建物全体を新しい外壁材で覆う準備が進みます。 既存の工場棟の改修工事、冷蔵庫棟の新築工事と進み、大工たちは次の工程を施工中。 既存のプレハブ建物2棟の間の空間に新たに研究棟を新築するという作業です。 これまで使ってきた鉄骨製の出荷場の屋根と階段を撤去し、新しく木造の建物を新築します。 そして、事業用の建築物ですが、大工が施工する木造建物で建築を進めていきます。 使う素材は地元岩手県産の木材たちです。 地元の木を使い、大工の技術を生かした建築工事をこうした大きな工場でも進めています。 研究棟の建て方作業が完了して、大工たちは下地作業を進めています。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-09-26 05:44
| 現場日記~リフォーム~
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