遠野 古民家改修工事 解体作業が進行中。

岩手県遠野市で進む古い民家の改修工事。
築年数も不明なほど古い民家です。
どんな改修工事になるのか今からワクワクします！
現場では、まず解体工事が進んでいます。
古い土壁を落とす作業から進み、床の撤去作業も始まりました。
それでは、改修工事の様子を少しずつご紹介していきますね。

建物の外まわりの解体が進む現場です。
何度も改修されて、何重にも重なる壁材を撤去していく作業です。
出てくる素材は、土・葦・板・トタン。

建物の裏側を見るとこの景色です。
遠くの山すそまで続く田と畑。
盆地の遠野ならではの風景ですね。

外周部の解体が進み、室内に光が差し込んできました。
太く曲がった大引きが存在感抜群です！

上の見上げると古い板の天井。
何世代も前から繰り返し使われてきた板のように見えます。
素材の質感・雰囲気が見事です。

遠野で進む古民家の改修工事の現場です。
今回の改修では、古い建物の構造を生かしつつ、現代の生活が送れるように施工を進める計画です。
ライフラインの水道・電気・設備機器を完全にやり直し、住みやすい建物へと改修を進めて行きます。
今回も施工の担当はベテランの袰岩棟梁です。
しっかりした技術と経験があるベテランの大工が工事の最初から最後まで施工を進めて行きます。
どんな改修工事になるのか今から楽しみです。
続きをお楽しみに！


遠野への行き帰りの風景。
旧宮守村付近ですね。
盆地を流れる小さな川沿いに田が広がる風景です。
北上山地では、こうした作りの集落が多く点在しています。
人が山と川と一体となって暮らしていた頃の名残りが見えてきますね。
最近の燃料価格の高騰でこうした自然と共に暮らす集落の存在が見直されていきそうですね。
余談でした。