岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 11月 28日
盛岡市中ノ橋通の「わんこそばと郷土料理 東家本店様」。
この春、盛岡市大通の仮店舗へ引越し、本店の大規模な改修工事を進めてきました。 改修工事も無事に終わり、11/24(木)から本店での営業を再開しています。 弊社ブログでは、100年に一度の改修工事の様子をご紹介しています。 まだまだ弊社ブログでは工事中の様子を紹介していきますね。 いよいよ客席周りの改修工事も始まり、岩手県産の木材を使った仕上げに関わる工程も見えてきました! そんな現場の様子を紹介します。 改修工事中の本店の外観。 あまり変化は無いですね。 建物の雰囲気はそのままに内部を大きく改修しています。 入口を入ってすぐの客席部分は、大きく改修が進んでいます。 岩手県産のニレの大黒柱・クリの曲り梁・赤松の曲り梁の設置が完了しています。 少しずつ店内の雰囲気も変わってきました。 客席の天井下地も組み上がり、真ん中にはエアコンが設置されています。 今回の改修の大きな目的の一つがこうした設備機器の更新です。 以前のお店では、老朽化した設備機器の更新が出来ない状況でした。 今回の大規模な改修では、こうした更新の必要な設備をいつでも容易に更新できるようにすることも大きな目的です。 続いて搬入されてきたのが換気ダクトの山・・・・。 これも大事な改修の目的の一つです。 老朽化していた厨房の換気設備も新たに更新していきます。 古街並みに佇む歴史ある建物の雰囲気を壊さないようにこうした設備を配置していくのも大事な改修工事の要素になります。 厨房に換気ダクトが並びました。 こうして仮置きしてからダクトを天井裏に上げて接続していく事になります。 こんな感じに天井裏に設置されて行きます。 短いダクトを並べてジョイントしていく作業が進みます。 将来、改修が必要な際に最小限の開口で改修できるように計画しています。 現場で設備の施工が進む中、弊社作業場では、新しく客席の導入するカウンターの天板加工が始まります。 まずは素材となるカウンター天板を木材置き場から出してきました。 長さ6mの大きなケヤキの天板です。 この天板を加工してカウンターに仕上げて行きます。 加工する為に台の上に置きました。 6m以上あるケヤキの天板・・・・長い! そして重い! この天板を2枚用意して加工が始まります! 天板の端を切断する下舘大工。 切断に使う丸ノコもデカい! 何の作業をするのも見ていて豪快ですね。 表面を削る作業が進み、ケヤキ特有のきれいな木目が見えてきました。 天板に置かれているカンナと比べても天板の大きさが分かりますね。 長さ6m以上、巾は約70cm、厚みも8cmほどあります。 どんなカウンターに仕上がるのか、今から楽しみでもあります。 天板の両端部を削る作業を進める下舘大工。 長い年月乾燥していく中でこの皮の部分は、虫に食べられたりして行きます。 その余分な皮の部分を削ってきれいなカウンターに仕上げて行きます。 カウンターの脚の部分も用意して加工が完了です。 紹介してきたように、素材に合わせて大工がその技術を生かして仕上げてきました。 機械では作れない、世界に1枚だけの手仕事で作るカウンターとなります。 出来上がったカウンターを現場に運ぶのも一苦労です。 長い天板は、こうしてトラックのあおりを使って積み込みました。 弊社作業場では、クレーンで積み込み出来るのですが、現場で下ろすのは人手が要ります。 長く・大きく・重いカウンターは、設置作業も一苦労です。 この木目、すごい! 加工を終えたケヤキのカウンターの雰囲気がすごい! 「本ケヤキ」と呼ばれてきた赤い木肌とこの木目が良いですね~。 設置が楽しみです・・・・その前に荷下ろしが大変です・・・・。 大工たち6人がかりで室内へと搬入です。 とにかく重くて大変でした。 この天板を設置するときにも人数が必要ですね。 客席天井では、板張り作業が始まりました。 丸山大工が張っているのは、岩手県産のセンの板材です。 お店の天井にも無垢の広葉樹の板を張って仕上げて行きます。 仕上がりが楽しみです。 2階の座敷でも床板張りが進みます。 コチラも岩手県産のセンの床板を施工中。 改修して仕上げて行く木部はすべて岩手県産の木材を使っています。 地元の良い素材を使い、大工が手仕事で仕上げて行きます。 1階の奥の客席「エンジュの間」では、腰壁に板を張る作業が進みます。 担当は若手の中津大工、堀口棟梁と打ち合わせしながら板張りの作業が進んでいます。 ダクト配管を終えた厨房では、壁にはステンレス板が張られています。 さらに壁の上部と天井の塗装作業を進めて行きます。 100年に一度のあるかないかの大規模な改修工事が進行中。 壊す作業から造る作業へと工程が進み、建物各所で改修作業が進行中です。 今回の改修工事では、歴史あるお店の雰囲気はそのままに厨房を中心とした新しい設備機器の導入とスタッフの適切な配置に必要な動線の改修などを計画しています。 特に水道の配管・電気の配線・空調設備の再配置が最も重要な改修内容になっています。 その計画に向けて、いろんな難題を解決しながら施工が進んでいます。 いよいよ客席周りやメインの厨房の施工が進み、少しずつ仕上げの雰囲気も見えつつあります。 そんな老舗わんこそば店の「東家 本店」様の改修工事の様子をご紹介しています。 弊社ブログでは、施工中の様子を紹介していますが、お店は11/24(木)からリニューアルオープンしています。 ぜひ足をお運びくださいね。 弊社ブログでは引き続き、施工中の様子を完成までお伝えしていきます。
by iwaizawa
| 2022-11-28 05:28
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