岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 11月 29日
盛岡市青山で少し前にスタートした新築工事の現場「マチカドノイエ」。
設計はオオツカヨウ建築設計様、大工工事は岩井沢工務所というタッグで施工が進みます。 高性能な建物を地元岩手・盛岡の木材をふんだんに使って仕上げて行きます。 もちろん弊社の大工の技術をしっかりと生かした仕上げもたくさんあります。 そんな家づくりがスタートです! 弊社作業場では、大工の棟梁の棟梁による墨付け作業が始まりました。 今回の建物の棟梁は、若手の立花大工です。 まだ20代ですが、墨付けから刻みまで行う事の出来る棟梁です。 大工の技術を生かした家づくりの根幹部分の仕事が始まりました! 家づくりの最も大事な素材、「構造材」です。 建物を支える横架材の梁には、岩手県産の赤松を使用します。 杉やヒノキに比べて粘り強さのある赤松の特徴を生かして遥か昔から岩手では使われてきた建築素材ですね。 古民家の横架材はほとんどがこの赤松です。 昔から長く使われてきた赤松を使い、大工が建物の構造を作る工程が始まります。 赤松の梁材を台の上に載せて、隅で印を付けて行く作業が「墨付け」です。 仕口を作るための「線」を引く作業とその木の位置を記す「番付け」を記載する作業の2種の作業を進めて行きます。 そして、その建物のすべての構造材に墨付けするのが棟梁の大事な役目になります。 墨付けされた赤松の梁材たち。 「いろはにほへと」と漢数字「一二三四五」で番付を記載していきます。 大工仕事では、昔から日本で使われてきた記載方法を継承しています。 番付けの他、計測にはいまだに尺貫法が使われています。 現場では基礎工事の準備が始まりました。 大きな重機がやって来て作業を進めていますね。 これは地盤改良工事の施工です。 青山地区は地盤が弱い場所が多く、今回の建設地も改良工事を行います。 電柱のようなコンクリート柱を支持地盤まで打ち込み、建物を支える工法で地盤改良を進めます。 建物を直接支える工法なので、とても安心できる地盤改良の工法となっています。 地盤改良を終えると、建物の基礎まわりに遣り方出しの作業を行います。 遣り方は、土地に基礎の位置を記す作業となります。 杭と貫を使って、基礎の芯を記し、水平も出して基礎工事の指針とする大事な工程です。 基礎工事が始まりました。 最初は、根掘りと言って地面を一定の深さに掘る作業です。 遣り方の貫の天端から高さを計って一定の深さに土を掘って取り除きます。 現代は、レーザーレベルも併用して根掘りの作業を進めて行きます。 基礎位置を掘るとすぐに見えてくるのが地盤改良の杭です。 基礎の形状に合わせてほぼ一直線に杭が並んでいます。 この杭を一定の高さで切断して行きます。 基礎の底の部分に杭の頭が載るようにして建物の荷重を支えるという工法です。 建物全体に基礎杭が並んでいるのが分かりますね。 こうして地盤改良工事と基礎工事が並行して進む事になります。 現場ではこうして地面の下の基礎部分の施工が進んで行きます。 新しい住宅新築工事の現場が進行中です! 今回の現場は、限られた敷地ギリギリに住宅を建てて行きます。 まずはそんな基礎工事と地盤改良工事が現場で進んでいます。 そして、弊社作業場では建物の骨格部分を作る大工の墨付け作業が始まりました。 建物の構造材には、今回も地元岩手・盛岡の木材を使っています。 棟梁を中心に大工の技術を生かした家づくりとなります。 本物の素材と職人の技術、そして設計士さんの良いデザインが融合して家づくりが進んで行きます。 今から完成が楽しみです! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-11-29 04:54
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