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岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2022年 11月 30日
盛岡市黒川にある「浅沼醤油店 黒川工場」様にて改修工事が進んでいます。
今回は、コロナ禍で影響を受けた企業が新たな事業へ取り組む為の経済産業省の補助金「事業再構築補助金」を使っての工場全体の改修工事となります。 新たに研究設備を整えて新規事業へと取り組む「浅沼醤油店」様をサポートする為の改修工事です。 まずは、新たな事業に取り組む前段階として既存工場の改修工事、続いて冷蔵庫棟の改修と新築、研究棟の新築と進み、最後の既存プレハブ建物の長寿命化の改修工事が進んでいます。 (工事はすでに完了しています。少しさかのぼってブログでは紹介しています。) 既存のプレハブ建物2階部分では、内装のリニューアルが進んでいます。床・壁・天井がきれいに仕上りました。 さらに施工しているのは、窓ですね。 古いプレハブ建物のシングルガラスを外して交換する作業を開始です。 取り外したサッシの障子部分。これまでのシングルガラスを外して、真空のペアガラスをはめ込んでいます。 既存のサッシの仕組みを利用して断熱性能を格段に向上できます。 サッシの障子部分を戻すときれいに納まりました。真空ペアガラスは、ガラスの厚さが薄いのでこうした改修でもガラス同士の干渉が無く改修が出来ます。 断熱性能を向上し、消費エネルギーを減らすのも今回の改修の目的の一つです。 階段などの鉄骨部分の塗装作業。キレイに塗装し直す事で、まるで新築のプレハブ建物のような内装に仕上がって行きます。 内装の仕上げとサッシのガラス交換を終えたプレハブ建物の2階部分です。ほぼ新築のような仕上がりですね! 内装が仕上がると1階の事務所を2階へと引越です。デスクや事務機器が入ると事務所らしくなりますね。 こうして2階に事務所を引っ越して、今度は1階の改修工事を開始します。 デスクや事務機器が2階へと搬出された1階の旧事務所スペース。まずは。床のボロボロの塩ビタイルを剥がす作業を始めています。 まずは、内装の仕上げ材を撤去してから構造部分の改修作業へと進みます。 坂本棟梁が床下地の合板を剥がしていきます。古いプレハブ建物の1階床は、合板と根太が一体となったパネル構造ですね。 何らかの理由で床が大きく歪んでいました。 今回の改修では、床の歪みもしっかりと直してフラットな事務所として改修していきます。 床パネルを外していくと大引きと床下の土の部分が見えてきました。見た目は床下空間はしっかりと乾燥しているように見えますね。 何の影響で床が歪んでいたのか、この段階では不明でした。 よ~く見ると・・・・大引きがこんな状態・・・・。スカスカの段ボールのような状態になっていました。 シロアリの食害の跡ですね。 大引きがシロアリに食べられてスカスカになり、つぶれて床下地に不陸が生じていたようですね・・・・。 シロアリ、恐るべし! 木の断面はこんな状態です・・・・。木の年輪の柔らかい部分を好んで食べるので、硬い年輪だけが残って大引きがこんな状態になっていました。 これだと、何度内装仕上げを直しても床が揺れてすぐに仕上げ材が剥がれてきてしまいます。 今回の改修では、床下地から直してしっかりした床下地を復旧していきます。 既存の工場棟の改修工事、冷蔵庫棟の新築工事と進み、研究棟の新築工事も完成しました。 いよいよ工場改修の最終段階、既存プレハブ建物の改修工事が進んでいます。 事務所だったスペースの床の解体が始まり、床の不具合の原因がシロアリの食害だったことも判明しました。 原因が分かれば対処方法も自ずと見えてきますね。 ここから直す作業が一気に進んで行きます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2022-11-30 05:08
| 現場日記~リフォーム~
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