盛岡市中ノ橋通 わんこそば東家本店様 改修工事進行中！

盛岡市中ノ橋通の「わんこそばと郷土料理　東家本店様」。
この春、盛岡市大通の仮店舗へ引越し、本店の大規模な改修工事を進めてきました。
改修工事も無事に終わり、11/24（木）から本店での営業を再開しています。
弊社ブログでは、100年に一度の改修工事の様子を引き続きご紹介しています。
まだまだ弊社ブログでは工事中の段階ですね。
いよいよ客席周りの改修工事も始まり、岩手県産の木材を使った仕上げに関わる工程も見えてきました！
そんな現場の様子を紹介します。

内部では大きく改修が進む現場ですが、外観はそれほど大きく変わらずおります。
お店を完全に新しくするのではなく、歴史あるお店の雰囲気を残しつつ大胆に変えるところは変えるというスタンスで施工が進んでいます。
その外観にもいよいよ手が掛かり始めます。

入口左側の厨房だった部分。
外回りの壁の解体作業が始まりました。
改修後は、待合用のスペースとして整備する計画です。
まずは壁が無くなりました。

新しい木材で柱が立ちました。
古く味わいのある木材に真新しい木材が仲間入りの瞬間です。
ここからまた何十年も建物を支えてくれるはず！
改修工事の根幹部分ですね。

少しずつ新しい木で下地が出来て行きます。
これまでは厨房だったので、通りから中の様子は全然見えない部分でした。
今回の改修では、お店の中の様子を分かるようにガラスの開口部を大きく取る計画です。

新しい木の下地が増えてきました。
何となくガラスが入る部分も分かるようになりました。
同じ大きさの大きなガラスが2ヶ所に入りますね。
元々通用口だった一番左端の部分は、改修後も通用口を設ける計画です。

店内では、少し前に搬入したケヤキの1枚板のカウンターの設置作業が始まっていました。
長さ6ｍほどのケヤキの1枚板です。
木目がとってもきれいですね～。
でも重い！
この重いカウンターの設置作業が始まっています。

カウンターの設置場所には、カウンター材を支えるための受け木の設置が先行して進められています。
壁のくっつくこの桟木の上にカウンターが載る事になります。

無事にケヤキのカウンター材が載りました！
こうして無垢のケヤキのカウンターの設置が進んで行きます。
お店の客席の仕上げの施工も進んでいます。

奥の槐の間に設置するもう一枚のケヤキのカウンターも設置が完了です。
どっしりと存在感のあるケヤキのカウンター、良い感じに設置されました。
大工6人掛りでの設置作業が各所で進んでいますね。

店舗2階の座敷スペースでは、床板張りの作業が進んでいます。
3か所あった畳の座敷を板張りの直していきます。
この場所は、岩手県産のシラカバの床板が張られて行きます。
地元岩手の木を使って改修工事が進められて行きます。

客席だけでなく、厨房の仕上げ施工も進んでいます。
2階のわんこそば厨房では、床の仕上げが始まっていました。
床には、塩ビの長尺シートを張って行きます。
汚れや水に強く、厨房には最適の素材ですね。

床が仕上がると厨房もきれいに見えてきます。
床と天井を白く仕上げ、窓の少ない厨房をなるべく明るく仕事のしやすい環境に変えていきます。

内装が仕上がると換気用フードの設置作業が始まります。
ステンレス製の大きなフードを取り付けていきます。
大きな厨房用設備を囲うようにフードが設置されて行きます。

1階の厨房では、コンクリート製の床の仕上げ塗装が進みます。
防水性の塗料でコンクリートの表面を保護するように塗装していきます。
コチラも厨房を明るくするために白に近いグレー色で塗装を仕上げて行きます。

塗装が終わった厨房です。
床面から排水溝まで一体となるように連続して塗装を行いました。
以前の厨房に比べても清潔感が増し、機能的な厨房が仕上がって行きます。

100年に一度のあるかないかの大規模な改修工事が進行中。
壊す作業から造る作業へと工程が進み、建物各所で改修作業が進行中です。
今回の改修工事では、歴史あるお店の雰囲気はそのままに厨房を中心とした新しい設備機器の導入とスタッフの適切な配置に必要な動線の改修などを計画しています。
特に水道の配管・電気の配線・空調設備の再配置が最も重要な改修内容になっています。
その計画に向けて、いろんな難題を解決しながら施工が進んでいます。
いよいよ客席周りやメインの厨房の施工が進み、少しずつ仕上げの雰囲気も見えつつあります。

そんな老舗わんこそば店の「東家　本店」様の改修工事の様子をご紹介しています。

弊社ブログでは、施工中の様子を紹介していますが、お店は11/24（木）からリニューアルオープンしています。
ぜひ足をお運びくださいね。
弊社ブログでは引き続き、施工中の様子を完成までお伝えしていきます。