南大通 テナント建物改修工事 進行中。

盛岡市南大通、盛岡劇場近くにあるテナント建物の改修工事が進んでいます。
築年数は70年を超える歴史ある木造の建物、新たなテナントを迎えるために改修作業を進めていきます。
設計はカタライズデザイン様、店舗ロゴデザインはwe-design様が担当、弊社は大工工事が担当です。
今回も古くてちょっと面白そうな建物の改修工事、どんな改修になるのか楽しみです！
現在は、建物内部の下地作りから仕上げの工程へと進みつつあります。
建物の外周部覆っていた足場も外れて、外観も完成形が見えてきました。
そんな現場作業の様子をご紹介していきます。

足場の外れた建物の外観です。
ここから「いなだ珈琲舎」様の開店に向けて旧店舗からの引っ越し作業の準備が始まります。

いなだ珈琲舎様のCAFEスペースで内装工事が先行していきます。
2階部分の外壁は、築70年ほど経ったモルタルの壁をそのまま生かしています。
1階のCAFEの外壁は、無垢の杉板張りで施工しました。

クロス張りの施工が進むCAFEスペースです。
壁が白く仕上がる事で室内空間が明るく変化していきます。
内装仕上げの作業が一気に進んで行きます。

クロスの施工がほぼ完了しました。
古い土蔵の柱がとてもいい雰囲気を生み出しています。

CAFEのカウンターでは、塗装作業が始まりました。
無垢の栗を使ったカウンターに顔料の入ったオイルを塗布していきます。
最後にウェスで拭き取ると仕上がります。

カウンターが仕上がりました。
すぐに旧店舗と菓子工房からの引っ越し作業が始まります。
内装仕上げと引っ越し作業が同時に進み、なかなか出来上がりが見えてきませんね。
でも焦らず着実に作業を進めて行きます。

CAFEの隣のテナントスペースでは、2階へ上がる階段の施工が進みます。
階段の本体の設置が終わり、手すりが付きました。

手すりにボードが張られて行きます。
こちらのテナントは、店内から2階へと上がる階段が設置されます。

2階部分でも内装仕上げの作業が進みます。
ここは、古い屋根の構造を見えるように仕上げています。
新しい壁ができ、階段が設置されて、これまでの建物とは全然違う空間に仕上がります。

2階のもう一店舗は本屋さんです。
本屋さんも内装下地がほぼ出来上がっています。
ここは、壁の仕上げが特徴的です。
針葉樹合板という下地材をそのまま見えるように仕上げる計画です。

旧いなだ珈琲舎様の菓子工房の引っ越しが終わると、解体作業が始まります。ここには、この建物全体の排水管があります。
ここを改修しない事には、CAFEが営業できません。
引越が終わると一気にこの部分の改修作業が進んで行きます。

焙煎機が入っていた建物の角のスペースも引越が終わり、片付けと解体が同時に進みます。

壁が無くなり、木で新しい壁の下地を作っていきます。
新しいサッシも設置が進みます。
大きな四角いFIX窓が配置されました。
どんなテナントに変わるのか楽しみです。

壁の撤去も進み、先ほど施工していた階段も見えてきました。
旧菓子工房跡地も新しいテナントスペースへと劇的に変化していきます。
これまでより広いスペースが出現ですね。

旧菓子工房の中にミニユンボが入りました。
この部分の床のコンクリートを解体し、地中の排水管を敷設し直す作業が始まっています。
道路ギリギリに建つ建物なので、排水管の桝も建物内に配置されます。
狭いスペースにいろんな設備を詰め込みます。

排水桝の設置も無事に完了です。
各テナントからの排水がここに集結して、道路の下水道本管へと流されます。
急ピッチで下水道の改修も進みます。

昭和初期の古い構造を生かした建物のリノベーション工事が進行中。
古い木の構造を生かし、どんな仕上がりになるのか、今から楽しみな改修工事です。
現場では各テナントの内装作業も始まり、少しずつ仕上げの工程も進み始めています。
仕上げの工程と同時進行でCAFEの引っ越しも始まりました。
施工も後半に入り、一気にいろんな作業が進みます。
古い建物に現代の設備を付加していくリノベーション工事が進んでいます。
続きをお楽しみに！