盛岡市中ノ橋通 わんこそば東家本店様 もう少しで完成です！

盛岡市中ノ橋通の「そば処　東家本店様」。
昨春、盛岡市大通の仮店舗へ引越し、6か月以上かけて本店の大規模な改修工事を進めてきました。
改修工事も無事に終わり、2022年11/24（木）から本店での営業を再開しています。

弊社ブログでは、100年に一度の改修工事の様子を引き続きご紹介しています。
弊社ブログではもう少し工事中の様子を紹介していきます。
いよいよ客席周りの仕上げの工程が終わり始め、同時に既存のお店からの引っ越し作業も始まりました。
工事と引っ越しが同時に進むかなり混みあった状況の現場ですが、着実に完成に向けて職人たちの仕上げの作業が進んでいきます。

工事の終盤、少し遅い時間まで作業が続きます。
店内の照明にも電気が通り、良い雰囲気になっていますね。
そんな中、造作家具の搬入作業が進みます。

大きなテーブルの台が搬入です。
お店の入口脇に新設された待合兼客席スペースに大きなおか炉を置く為の台になります。
大きな家具もこの最終段階での搬入です。

こちらは、レジカウンターですね。
栗のカウンター材、壁のイタヤカエデ、どちらも地元岩手の木を使用しています。
本物の木で作る造作家具もお店の雰囲気作りに一役買います。

まわりの木に合わせて、塗装していきます。
お店の顔となる部分もいよいよ仕上がって来ました。
本物の素材を使った家具がお店を引き立てて行きます。

お店の入口に新たに設けられた風除室。
店内との仕切りとなる引き戸も設置が完了です。
これまで寒い盛岡の冬に営業がしにくかった通り側の客席を有効に使えうるように今回の改修で設けた箇所になります。

風除室の建具も設置後に塗装作業。
木部は、他の部分に合わせてこげ茶色に塗装していきます。
塗装の担当は弊社・小林作業員ですね。

小瀬川大工は、ステンドグラスの入った建具を設置しています。
お店のインテリアの復旧作業も急ピッチで進んでいます。
建物本体の改修が終わり、大工たちはお店の飾り付けの作業に入っていきます。

こちらは、2階客席に新設した下足棚の背面。
大通りの仮店舗移転時に作った看板を背板に張り付けています。
こんな細かな仕掛けも東家社長のアイデアです。
職人と一緒にお店作りが進みます。

こんな備品類の塗装も行われています。
店内の備品や什器も新しいお店の雰囲気に合わせて化粧直しです。

倉庫部分には荷物の搬入も進んでいます。
お弁当の容器もすごい量が････｡
こうしたがサバる容器類も収納できるように倉庫の棚も作り直しました。

こちらはコンテナで収納できる倉庫の棚ですね。
食器や備品類など引越でやってきたモノが一気に棚に収納されて行きます。
営業再開に向けた作業が各所で進んでいます。

2階客席では、営業再開時の配置に向けた準備が進みます。
畳から床板に変えた座敷部分でも座布団とテーブルの配置をシミュレーションしていきます。

2階のわんこそば厨房では、スタッフの皆様が厨房機器の使用説明を受けています。
新しく導入した食器の洗浄機ですね。
大量のわんこ用のお椀を一気に洗浄できる機器も導入されて、オペレーションも改善する改修でした。

いよいよ開店準備が整いました！
大通りの仮店舗へ引越してから約半年の期間を経て、改修工事が終了です。
お店の外観は大きくは変わっていませんが、今後100年の営業を見据えた大きな改修工事でした。

100年に一度のあるかないかの大規模な改修工事がいよいよ終了しました。
今回の改修工事では、歴史あるお店の雰囲気はそのままに、厨房を中心とした新しい設備機器の導入と、スタッフの適切な配置に必要な動線の改修などを計画しました。
特に水道の配管・電気の配線・空調設備の再配置が、最も重要な改修内容でした。
その計画に向けて、いろんな難題を解決しながら施工が進んできました。
そんな改修工事もいよいよ終わり、約半年ぶりに営業再開の運びとなります。
そんな老舗わんこそば店の「東家　本店」様の改修工事の様子をご紹介しきました。

お店は2022年11/24（木）からリニューアルオープンしています。
ぜひ足をお運びくださいね。

次回は、完成写真をご紹介しようと思います。
お楽しみに！