岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 02月 03日
盛岡市青山で進行中の住宅新築プロジェクト、「マチカドノイエ」。
設計はオオツカヨウ建築設計様、大工工事は岩井沢工務所というタッグで施工が進みます。 高性能な建物を地元岩手・盛岡の木材をふんだんに使って仕上げるというプロジェクト。 もちろん弊社の大工の技術をしっかりと生かした仕上げもたくさんあります。 弊社作業場で進めてきた大工の墨付・刻みの作業も完了、現場の基礎工事も終わり、建物構造を立ち上げる「建て方」作業が進む現場です。 大工たちの現場作業の様子を紹介していきます。 建て方作業が順調に進む現場です。 足場には養生シートが全面に張られて、外からは大工仕事があまり見えない状況になりました。 残念ですが、周辺へのゴミや埃の拡散を防ぐ為の大事な工程です。 建物の最上部「屋根」では、下地作りが完了です。 屋根面を直接支える野地板が張られました。 野地板には盛岡市産の唐松材を使用しています。 屋根葺きが行われるまでは、ブルーシートを掛けて養生します。 これで少しの雨や雪は作業の支障にはなりません。 まずは、一安心ですね。 組み上がった建物構造です。 木組みの構造が見事ですね。 見えている木のほとんどが岩手県産・盛岡市産の木材たちです。 杉・赤松・唐松と言った盛岡周辺の山に見られる針葉樹が建物を支えています。 組み上がった構造では、耐震金物の設置作業が進んでいます。 大地震の揺れでも建物が倒壊しないように木の接合部には、薄い金属製の金物を取り付けていきます。 屋根では、トタン屋根が葺かれました。 勾配の緩い屋根なので、防水性の高い立平葺きという工法で屋根が施工されています。 遠くには初冬の岩手山も見えていますね。 奥行のある玄関ホールです。 建物構造の段階でも広く感じますね。 土台はヒノキ、柱は杉、桁には赤松が見えています。 地元の木材を使い、大工が技術を生かして作る木造建築の姿がきれいに見えていますね。 建物外周部には、耐力面材が張られていきます。 耐力面材は、建物を支える耐力壁として建物の強度を高めると共に防火性能も併せ持ち、準防火地域という規制の強い地域でもしっかりとした防火性能を確保してくれます。 この耐力面材で建物全体を覆っていきます。 室内から建物外周を見るとこんな感じになります。 白い耐力面材が建物外周を覆い、だんだん室内には光が入らなくなっていきます。 建て方時には明るい現場でしたが、一旦真っ暗で作業灯を点けて作業を進める事になります。 盛岡市青山で住宅新築プロジェクトが進行中です! 現場での建て方が無事に完了です。 いよいよ大工が作ってきた木組みの構造がしっかりと立ち上がりました! 建物の構造材には、今回も地元岩手・盛岡の木材をたくさん使っています。 土台のヒノキ、杉の柱、赤松・唐松の桁、唐松の屋根材、みんな地元産の木を使用しています。 地産地消の家づくりは、環境にもとっても優しい事になります。 (木材の炭素の固定化、輸送距離の少ない素材の使用) そして、若い棟梁を中心に大工の技術を生かした家づくりとなります。 本物の素材と職人の技術、そして設計士さんの良いデザインが融合して家づくりが進んで行きます。 今から完成が楽しみです! 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-02-03 04:58
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