ヤマギシノイエ 工事開始です。

盛岡市山岸で新たに始まる住宅新築プロジェクトです。
中津川の見える暮らしやすい小さな住宅を計画しています。
工事の着工から順に家づくりの様子をご紹介していきます。

家づくりの始まりは、大工の墨付け作業から。
棟梁を務める畠山大工が構造材に墨で加工用の線引きをする作業が最初の工程ですね。
遥か昔から続く日本の大工の基本となる墨付けの作業。
現代の家づくりを行う大工からはほとんど失われた技術ですね。

現地はコチラです。
もちろんまだ敷地には何もない状況です。
更地のこの土地に建物が建っていく様子を紹介していきます。

現地での最初の作業は、地盤の調査業務です。
その土地の地耐力を計測し、地盤の改良工事が必要か、必要ならどの程度必要かを調査します。
この小さな機器を使って調査を進めます。

結果は残念ながら改良工事が必要との判定でした。
調査報告書を元にお施主様としっかりと協議し、改良工事を進めて行きます。
こんな大きな重機が敷地に入り、建物が建つ位置に合わせて改良杭を打ち込む工事を進めます。

地面に埋め込む杭ですね。
地盤調査でおおよその改良深さを判定し、その長さに合わせたコンクリート杭を用意します。
後は実際に杭を打ち込み、必要な支持力をあられる深さまで杭を到達させます。

地盤改良工事が終わるとすぐに基礎工事の準備です。
建物が建つ場所を囲うように木枠を設置する作業です。
遣り方出しという作業ですね。
基礎工事の指針となる芯と高さの基準を出す作業です。

重機がやって来て土を掘削していきます。
必要な深さで掘削しますが、その際に先ほどの遣り方を使い、基礎芯に合わせて掘っていきます。

盛岡市の山岸で新たに始まった住宅新築の現場です。
お施主様と相談を重ねて、この土地に合わせた建物を計画。
小さいけどとっても住みやすい家づくりを目指しています。
そんな家づくりの様子を着工から順にご紹介していきます。
続きをお楽しみに！