菜園農林会館地下 Barわたなべ様 テナント内装工事 進行中。

盛岡市菜園の農林会館地下で始まったBARのテナント工事の現場です。
長年空きテナントだった空間を落ち着いた雰囲気のBARへと作り変えて行く内装工事が進行中です。
オーナーの渡邊様のイメージに近づけるように大工と一緒にお店作りに取り組んでいます！
現在内装工事進行中の弊社ブログですが、実際の工事はすでに完了しています。
お店のOPENは、2/23（木）と決まりました！
弊社のブログでも完成までの工程を一気にご紹介していきますね！
いよいよ仕上がってきた現場の様子をご紹介していきます。

長さ7.5ｍ、奥行70ｃｍ以上のバーカウンターが設置された現場です。
バーの顔ともなるこのカウンターは、岩手県産のケヤキを使って仕上げています。
このカウンターは約11席の椅子が並ぶ計画です。
完成を想像すると壮観ですね。

ケヤキのカウンターの上に古板が載りました。
黒ずんだ古い板は、古民家の梁材をスライスした材ですね。
昔の木挽き職人がケヤキの丸太を削った跡が残っています。
キレイに仕上げたケヤキのカウンターの古板のケヤキが載ります。
どんな仕上がりになるのかな？

お客様を店内で迎える内装も仕上がって来ました。
左官職人が仕上げたひび割れた塗壁に突き出た鉄板の棚。
お花を生ける為の花器を置く台ですね。
照明が点きいい雰囲気な事を確認できました。
徐々に完成形も見えてきました。

お店の入口でも施工が進んでいます。
ファサードとなるお店の入り口では、何やら変わった栗の板が取り付けられていました。
入口に設置する古い蔵戸の鴨居部分の台となる板ですね。
お店の顔となる部分、RC造の建物から店内へと空気感を変えるための仕掛けが施されて行きます。

廊下から店内へと導く風除室では、コンクリートの床に石が置かれました。
この石もまた変わった雰囲気を持っていますね。
県北の土蔵解体の際に出土した粘土質の石、蔵の周囲をグルっと囲うように配置されていた石。
昔の石工の削った跡がしっかりと残る面白い質感の石が配置されました。

石は高さを調整しながら下部をモルタルで固定していきます。
踏み石を歩きながらお店へと入る事になります。
茶室の入口のような感覚ですね。

踏み石の周りには、玉砂利を敷いて行きます。
どんな仕上がりになるのか楽しみな部分です。

そして弊社作業場から蔵戸が搬入されてきました。
地下への階段を下りてきた蔵戸、寸法的にもギリギリ通ってきました。
とにかくモノの搬入が厳しい地下テナントです････｡

先行して準備していた鴨居部分に蔵戸を吊下げました。
見事に蔵戸が設置されました。
すごい存在感です！
蔵戸はもちろん意匠的な役目が大事な要素ですが、もう一つテナントのシャッターのような防犯上の役目も担う事になります。
見た目だけでなく機能的にも大事な役目を担う古い蔵戸が設置されました。

店内側から蔵戸を見るとこんな感じです。
踏み石を歩き、蔵戸からお店を出るという風除室が出来上がって来ました。

店内では家具の設置作業が進んでいます。
家具製作は、秋田のサイトウ木工さんが担当です。
カウンターの背面収納が搬入されて、設置されて行きます。

大きなカウンターとその背面収納がほぼ見えてきました。
家具は設置後すぐに塗装作業が進んでいきます。
いよいよ家具の設置も終わり、作業も終盤ですね。

盛岡市菜園　農林会館の地下テナントで進むバーの内装工事。
オーナーのこだわりを、古いモノたちで構成していく内装工事が進行中。
落ち着いた雰囲気のBARを、地元の本物の素材を使って作り上げていく仕事です。
いよいよ完成形も見えてきた現場です。
そしてお店のOPENが2/23（木）と決まりました！
後は開店に向けて仕上げの作業を加速させていきます。
続きをお楽しみに！