岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 02月 16日
盛岡市山岸で進む住宅新築プロジェクトです。
中津川の見える暮らしやすい小さな住宅を計画しています。 工事の着工から順に家づくりの様子をご紹介していきます。 弊社作業場では、大工の棟梁による建物の構造を構成する木材の加工作業が始まっています。 「墨付け」と呼ぶこの作業、現代の工業化された建築システムからはほぼ無くなったアナログな作業です。 墨壺と差金を使い、木を加工する為の線引きをする作業です。 その建物の棟梁を務める大工がこの作業を全て行う習わしです。 大工が墨付けを行うための木組みの図面がこの「図板」です。 設計士の造る紙の図面を元に棟梁が薄いベニヤ板で作っています。 何処にどの寸法の材料を使うのかが記載されています。 番付けという木の位置を記す大事な木組みの配置図面ですね。 使う木材はコチラです。 盛岡市産の杉の角材です。 長さ3mの角材は、住宅の柱として使う事になります。 地元盛岡・岩手の木が建物を支える事になります。 こちらは唐松材です。 コチラも盛岡・岩手の木になります。 唐松は、杉に比べ強度も高いので寝せて桁・梁材として使います。 岩手は、広葉樹・針葉樹共に樹種が豊富にあります。 それぞれの木の特色を生かしつつ建物へと使うのも大工の仕事ですね。 一方の現場では、基礎工事が進行中です。 建物が建つ場所を重機で掘削し溝を掘りました。 その溝に砕石を入れて締固めの転圧作業を行います。 砕石の上に鉄筋を組んで行きます。 鉄筋はコンクリートの内部に入るように位置を決めて組みます。 鉄筋組みが進みました。 縦横いろんな場所に鉄筋が並び、しっかりと固定されています。 この鉄筋の位置が基礎の出来る位置になります。 という事は間仕切壁などの位置となりますね。 鉄筋下部に鋼製の型枠が並びました。 ベース枠と呼ぶ高さの低い枠は幅が広めに設置されています。 基礎の底盤を構成するベースという部分のコンクリートを作るための型枠です。 ベース枠が組み上がるとチェックを行います。 型枠が必要な巾を確保してあるか、鉄筋の位置をチェックしてから次の工程へと進みます。 第3者機関のチェック。 瑕疵担保責任保険という工事保険に入るための検査を受けます。 ここでも再度ベース枠の巾と鉄筋の並びをチェックしていきます。 コンクリートの打設作業を開始です。 現場には、コンクリートを圧送するポンプ車とコンクリートを運ぶミキサー車がやって来ます。 大きな作業用車両がやって来てコンクリート打設が開始です。 JIS認定工場で作ったドロドロの生コンクリートをミキサー車で現場まで運び、型枠の中に流し込みます。 重いコンクリートは、ポンプ車を使い太く長いホースで敷地の奥まで運びます。 ホースの先からドロドロのコンクリートが出てきて、すぐに一定の高さに均す作業を行います。 基礎のベースコンクリートの打設が完了です。 何となくですが建物の位置が分かるようになってきました。 こうしてコンクリートと鉄筋で建物の基礎を作る工程が現場で進みます。 盛岡市の山岸で新たに始まった住宅新築の現場です。 お施主様と相談を重ねて、この土地に合わせた建物を計画。 小さいけどとっても住みやすい家づくりを目指しています。 そんな家づくりの様子を着工から順にご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-02-16 05:27
| 現場日記~住宅新築~
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