岩井沢工務所の仕事について
岩井沢工務所HP
新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
現場日記~住宅新築~ 現場日記~9坪ハウス~ 現場日記~リフォーム~ 現場日記~店舗~ 現場日記~マンション改修~ 現場日記~アパート~ 現場日記~蔵移築再生~ 現場日記~蔵改修~ 現場日記~古民家再生~ 現場日記~小屋~ 施工したお店 古民家移築先募集 古材 おしらせなど イベント案内 いろんな話 近所のお店 遊びなど 外構工事 モリブロ 以前の記事
2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 more... 検索
ブログパーツ
記事ランキング
|
2023年 03月 01日
盛岡市山岸で進む住宅新築プロジェクトです。
中津川の見える場所に暮らしやすい小さな住宅を計画しています。 建物構造には、地元岩手・盛岡の木をたくさん使い、大工の技術を生かした木造住宅を計画しています。 工事の着工から順に作業の様子を紹介していきます。 大工の刻みの作業が進む弊社の作業場です。 鉄骨造の元鉄工所の跡地を大工の加工場として使っています。 木に囲まれた作業場で木造住宅の構造部分の加工作業が進んでいきます。 広い作業場内で刻みを進めるのは、畠山棟梁です。 弊社では、その建物の棟梁を務める大工が墨付け・刻みを行っていきます。 墨付けは、建物構造の番付と加工する線引きを行う作業、刻みは仕口の加工を棟梁の線引きに沿って行う作業です。 どちらも遥か昔から続く大工仕事の基本ですね。 唐松の梁に穴掘りを行う畠山棟梁です。 大きな梁材は、移動式の穴掘り機を使って作業が進みます。 大工仕事も一部は電動化してきました。 でもまだまだ手作業の部分が多いですね。 ヒノキの土台を刻む棟梁。 ノミと木槌で仕口を整えていきます。 昔は当たり前だった大工の刻み、現代はほとんど行われなくなりました。 弊社では、非効率と言われる手刻みをあえて行っています。 刻みを終えた構造材が作業場内にたくさん置かれています。 付け流しと呼ぶ仮組みの作業です。 刻みを終えた構造材を組んでみて仕口の納まりを確認する作業です。 仕口の納まりが悪い部分は、調整を行います。 こうして作業場の段階で仮組まで行ってから現場での建て方へと進みます。 その建物の棟梁が墨付け→刻み→付け流しと作業場で準備を進めて行きます。 付け流しを終えた構造材は、建て方の順序ごとに積み上げて結束バンドで縛ります。 このままトラックに積み込む事が出来るので、作業場から現場への構造材の搬入を素早く出来るように準備していきます。 現場での基礎工事も終盤です。 基礎内の土間コンクリートの打設作業が始まりました。 再びポンプ車とミキサー車がやって来て、工場で練った生コンクリートを基礎の内部の流し込んで行きます。 流し込んだコンクリートは平滑に均して行きます。 大きなトンボを使ってコンクリートの表面を均一にしていきます。 左官職人の経験がモノを言う作業ですね。 土間コンクリートの打設が終わるとすぐに基礎全体にシートを掛けます。 冬場は、コンクリートの凍結を防ぐ為にシートで覆い、熱源を入れます。 しっかりと養生する事で冬場でも基礎工事が進められます。 基礎が出来上がると大工たちが乗り込んで現場作業が始まります。 現場での大工仕事のスタートが土台敷きです。 基礎の立ち上がり部分にヒノキの土台を敷き、ボルトで基礎に緊結する作業が進みます。 現場にはヒノキのいい香りが広がり、木工事が始まる事を告げてくれます。 足場の上から撮影した土台敷きの様子です。 基礎の上にはヒノキの土台が載り、何となく平面図をみているような状態ですね。 いよいよ現地での大工たちの木工事が進み始めました。 ワクワクしますね。 盛岡市の山岸で進む住宅新築の現場です。 お施主様と相談を重ねて、この土地に合わせた建物を計画。 小さいけどとっても住みやすい家づくりを目指しています。 いよいよ現場での大工工事も始まりました。 次回は、大工たちの建て方作業の様子をご紹介していきますね。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-03-01 04:51
| 現場日記~住宅新築~
|
ファン申請 |
||