岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 03月 20日
盛岡市南青山で進行中の新しいプロジェクトのご紹介です。
今回は、既存住宅の裏にある空いた敷地に音楽室を増築するというプロジェクトです。 普通の住宅とは違う性能を持つ建物の施工ですね。 音の響き方を考慮し、建物の形から制約があります。 音楽室の空間の広さ、空間の形状、防音・遮音性能といろんな要素をクリアしつつ計画を進めてきました。 その建物を作るのは、経験豊富な大工たちです。 そんな音楽室を作るプロジェクトが進行しています。 基礎工事が完了し足場が掛かった現場です。 いよいよ現地での建て方作業へと工程が進みます。 真冬の工事では、基礎をブルーシートでしっかり養生しながら工事を進めています。 まずは、基礎に掛けてあったシートを撤去。 基礎内部は、かなり濡れた状況です。 雪・氷・水を基礎内部から出してから作業を進める事になります。 土台を敷く基礎の天端部分は、ガスバーナーであぶって乾かします。 しっかり乾燥しないと土台を敷くための墨出し作業が出来ません・・・・。 真冬の作業時にはこうしてひと手間増える事になりますね。 基礎の上にヒノキの土台を敷く作業が進みます。 いよいよ現場での大工仕事がスタートですね。 鈴木棟梁と堀口大工が土台敷きの作業を進めていきます。 ヒノキの土台が基礎の上に載って行きます。 ヒノキは、木の成分に腐食や蟻害に強いヒノキチオールを含んでいます。 ヒノキ独特の香りが現場に広がります。 敷いた土台の高さをチェックする作業です。 レベル水準器を使い、土台の天端の高さを計測していきます。 低い位置にはっパッキンを挟んで高さを一定に合わせる作業です。 土台敷きが終わると建て方作業開始です。 まずは敷いてある土台の上に柱を立てていきます。 柱に使用しているのは、岩手県産・盛岡市産の杉材です。 柱の上に梁が載りました。 梁材は、岩手県産・盛岡市産の唐松材です。 横架材と呼ばれる寝せて使う木材には、強度の高い唐松を使っています。 柱が立ち、その上に桁と梁が載り木組みが出来上がって行きます。 この日も天気が良く、絶好の建て方日より・・・・と言いたいのですが、真冬の盛岡の快晴時は寒い! でも気持ち良く建て方作業が進んでいきます。 建物外周部の桁まわりに長さの短い束が並びました。 この上に屋根勾配に合わせた構造が出来ていく事になります。 よ~く見ると屋根勾配に合わせて高さが違う束が並び、屋根の形状が何となく見えてきます。 束の上に斜めに桁が掛かります。 これで屋根の勾配がしっかりと分かるようになりました。 大きな片流れの形状の建物がだんだん見えてきました。 いよいよ本格的に建て方作業が始まりました! 現場には、木の香りが漂い、大工の掛け声が響きます。 昔から続く大工の仕事の基本、木を加工し組み上げて作る日本の家づくりの根幹部分の作業が進んでいます。 音楽室の増築工事が進行中です! いよいよ現地での建て方作業が始まりました! 音楽室という特定の目的のある建物は、いろんな制約が出てきます。 その制約のある建物を地元の木を使い、大工がその経験と技術を生かして作っていきます。 今回もベテランの大工が棟梁として工事を進めて行きます。 着工から順に作業の様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-03-20 05:20
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