岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 04月 07日
盛岡市南青山で進行中の新しいプロジェクトのご紹介です。
今回は、既存住宅の裏にある空いた敷地に、音楽室を増築するというプロジェクトです。 「普通の住宅とは違う性能を持つ建物」の施工ですね。 音の響き方を考慮し、建物の形状から制約があります。 音楽室の空間の広さ、空間の形状、防音・遮音性能といろんな要素をクリアしつつ計画を進めてきました。 その建物を作るのは、経験豊富な大工たちです。 そんな音楽室を作るプロジェクトが進行しています。 音楽室の増築工事が進む現場外観です。 片流れの建物がだいぶ出来上がって来ました。 足場とシート越しではありますが、建物の形と大きさはだいぶ認識できるレベルまで進みましたね。 母屋への接合はこんな感じです。 全く違う建物が出来上がり、これまでの建物に接合する事になります。 建物へ新たな役目を与えつつ、既存の建物も生かすというのが増築・改修の目的です。 建物内部では、断熱施工が進行中です。 建物の外周部には、グラスウール断熱材を充填し、室内側には気密シートを張っていきます。 床に続き壁の断熱施工が進む内部です。 片流れの屋根形状を利用した天井の高い側を見ています。 音楽室としては、歌い手が歌を歌う方向ですね。 天井が上るように高い事で音の響きが良くなるように設計されています。 そんな音楽室の構造は、地元岩手県産木材で構成されています。 地元の木材と経験豊富な大工の技術で音楽室が出来ていきます。 南面の大きな窓が設置されて行きます。 こちらはFIX+縦すべり出し窓を採用。 日光がしっかり入るようにガラス面が大きな窓を採用しています。 もちろん断熱性能も確保する事で音漏れも少ないように配慮しています。 北面の窓は少し小さめの縦すべり出し窓です。 こちらは普段は通風できるように、音楽室として使う際にはしっかりと音を遮断してくれるように計画しました。 サッシは樹脂フレームのトリプルガラス、断熱性能はもちろん高いのですが、遮音性能も高い製品を採用しています。 壁の断熱施工に続き、床でも何か下地の施工が始まりました。 すでに床は断熱施工が完了している状態です。 これは何の下地かな~? 出来上がった下地の間にまた断熱材?がはめ込まれて行きます。 いえ断熱材ではありません・・・・。 これは吸音材ですね。 見た目は、グラスウール断熱材と変わりませんが、断熱施工の上にさらに吸音材を敷く作業です。 音楽室としての性能を確保する工程が進みます。 屋外では、建物外周の外壁張りの作業が進みます。 窯業系のサイディングが張られて行きます。 無地のフラットな壁面が出来上がって行きます。 音楽室の増築工事が進行中です! 建物の構造が出来上がり、断熱施工・音楽室の遮音・吸音施工が続けて進んでいきます。 音楽室という特定の目的のある建物は、いろんな制約が出てきます。 その制約のある建物を地元の木を使い、大工がその経験と技術を活かして作っていきます。 今回もベテランの大工が棟梁として工事を進めていきます。 着工から順に作業の様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-04-07 05:06
| 現場日記~リフォーム~
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