岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 04月 13日
盛岡市南青山で進行中のプロジェクトのご紹介です。
今回は、既存住宅の裏にある空いた敷地に、音楽室を増築するというプロジェクトです。 「普通の住宅とは異なる性能を持つ建物」の施工ですね。 音の響き方を考慮し、建物の形状から制約があります。 音楽室の空間の広さ、空間の形状、防音・遮音性能といろんな要素をクリアしつつ計画を進めてきました。 その建物を作るのは、経験豊富な大工たちです。 音楽室の根幹となる遮音・吸音の施工が始まっています。 そんな音楽室を作るプロジェクトが進行しています。 床の吸音施工が進行中。 通常の床下地の上に吸音材を入れて、もう一層の床下地合板を敷いた様子です。 色いグラスウール断熱材のような綿状のモノが吸音材ですね。 壁でも吸音施工の準備が進みます。 窓枠が室内側に大きくせり出しているのが分かります。 この窓枠の厚み分室内側に壁を付加していきます。 この付加する壁に吸音材が入る事になります。 窓枠の厚みは、躯体から約18cmあります。 この18cmの厚み分吸音材が入ります。 どんな風に吸音材が設置されるのかはこれからご紹介していきます。 続いて天井下地の施工が始まりました。 天井はまずは通常の断熱施工を行う天井下地を作っていきます。 今回は、天井にも吸音材を付加するので、通常の天井より重くなります。 建物の構造から吊る為の吊り木のピッチは通常より多くとる事になります。 天井に気密シートを張り、その上から石膏ボードを張っていきます。 通常の天井の作り方で施工が進んでいきます。 壁には一層目の付加吸音壁の下地が出来上がっています。 天井と壁、同時に施工が進みます。 天井にも見慣れないモノが設置されました。 これは天井設置の換気扇のダクトですね。 これも天井下地から大きくはみ出しています。 この厚さ分、吸音材の付加天井が出来る事を意味しています。 天井にも一層目の付加吸音天井下地が施工されて行きます。 壁も一層目の下地が出来上がっているので、壁と天井が下地で覆われていきますね。 天井裏では、ブローイングの断熱施工が進みました。 これは、通常の断熱施工でのグラスウールですね。 建物を覆う断熱施工と音楽室の為の遮音・吸音施工は全く別物として施工が進んでいきます。 天井と壁の一層目の付加吸音層の施工が完了しました。 良く行っている建物の外周に行う付加断熱を内側に向かって進めている感じです。 よ~く見ると角の部分に黒い部材が取り付けられています。 何かな~? 部屋の隅の部分には、黒いL字型のアングル材が設置されています。 これは、音漏れを遮断する遮音性能を持つ部材です。 建物の隅部に発生する隙間をこの部材で完全になくし、音漏れを低減してくれます。 一層目の壁の吸音材の施工が始まりました。 約45mmの吸音材を下地の間にはめ込む作業です。 石膏ボードのクリーム色の壁が吸音材に覆われて徐々に白く変って行きます。 壁一面に吸音材が入った様子です。 室内に居るとだんだん音が響かなくなり少し変な感じがしてきます。 一層目の吸音材の上から再び石膏ボードを張っていきます。 また石膏ボードのクリーム色の壁が出来上がって行きます。 一方の外部では、外壁材のコーキング作業が進んでいます。 サイディング材の隙間にこのようにコーキング材を充填して平滑に均す作業です。 こうして隙間を埋めて防水性能を確保したうえで、塗壁を施工する計画です。 建物外周でも施工が着実に進んでいきます。 内部外部で施工が同時に進む現場の様子でした。 音楽室の増築工事が進行中です! 建物の構造が出来上がり、建物全体の断熱施工、音楽室の遮音・吸音施工が続けて進んでいきます。 音楽室という特定の目的のある建物は、いろんな制約が出てきます。 その制約のある建物を地元の木を使い、大工がその経験と技術を活かして作っていきます。 今回もベテランの大工が棟梁として工事を進めていきます。 着工から順に作業の様子をご紹介していきます。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-04-13 05:04
| 現場日記~リフォーム~
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