岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 05月 06日
盛岡市山岸で進む住宅新築プロジェクトです。
中津川の見える場所に暮らしやすい小さな住宅を計画しています。 建物構造には、地元岩手・盛岡の木をたくさん使い、大工の技術を活かした木造住宅を計画しています。 地元の素材を使い、職人の技術を生かした家づくりが進行中です。 そして工程が進み、仕上げに関わる木の加工も始まりました。 そんな大工の仕事ぶりを紹介していきます。 現場では、内装の下地作業が進行中。 2階の子供室では、入口の建具枠の設置作業が進んでいました。 ここは、片引き戸が設置される部分。 この下地の状態はなかなか見る事が出来ませんね。 裏側はこんな状態です。 ほとんど壁下地まで出来上がっています。 片引き戸は、大工仕事的には少し仕事量が多い建具の設置方法になります。 下地作りから大工の技術が生きていますね。 こちらはまだ骨だけの片引き戸の枠です。 半間分だけ開く戸なのですが、建具が入り込む半間分も建具枠として作り込むので結構手の掛かる作りですね。 現代は、ドアより片引き戸の方が需要が高くなっています。 通風確保がしやすいのが良いですね。 弊社作業場では造作材の加工が進んでいます。 下舘大工が加工しているのは、ケヤキの天板です。 加工前は、なんだかカビが生えているかのような状態の天板ですね。 まずは定規を当てて天板の水平を作る作業から開始です。 定規を見ながら高い部分を電気カンナで削る作業です。 大工の勘と経験が頼りになる作業ですね。 カンナの刃の出し加減と削れる木くずの量を見ながらいい塩梅で削るのが大工の技術ですね。 片面の水平を仕上げるともう片面は機械の力を借ります。 一面プレーナーという電気カンナの大型機械で反対側の面を削って水平に仕上げる作業です。 大きなカンナの刃が付いた機械で一気に水平に仕上ります。 一面プレーナーから出てくるケヤキの天板です。 削れてきれいな木目が出てきました! こうした機械を使った加工も大工の経験が生きてきます。 硬いケヤキは、一気に削ると機械がオーバーヒートしてしまいます。 削る量を決めるのは、やっぱり使う大工の目が頼りになります。 本欅のきれいな木目が出てきましたね! この天板は、旦那さんの釣りの毛鉤を巻くためのカウンターになる計画。 最高のケヤキで巻く毛鉤は釣れそうですね(笑) 作業場内のもう一方では、鈴木大工が家具の製作を進めています。 赤松の集成板を組合わせて箱を作り、家具の本体部分を作る工程ですね。 オーダーメイドの造り付家具も弊社の大工たちの仕事です。 家具の箱の内側には金具が見えていますね。 これは棚柱と呼び、棚位置を変更できる自在棚を作る為の金具ですね。 箱を組み立てるこの段階で金具の設置も進めて行きます。 こちらでは、引き出しの準備が進んでいますね。 家具本体の箱の他、引き出し用の小さな箱も準備が進んでいます。 こうして現場の寸法に合わせた家具が出来上がって行きます。 出来上がった造作家具は、こうしてトラックで現場に運びます。 完成してからでは搬入が困難な大きさの家具もこうして現場の進み具合に合わせて運ぶことでスムーズに設置が進みます。 現場と作業場が息を合わせて作業する事でスムーズに良い家づくりが進んでいきます。 盛岡市の山岸で進む住宅新築の現場です。 お施主様と相談を重ねて、この土地に合わせた建物を計画。 小さいけどとっても住みやすい家づくりを目指しています。 地元の木材を使い、大工の技術を生かした家づくりが順調に進んでいます! 少しずつ仕上げに関わる作業も進み、現場が良い雰囲気になってきました。 続きをお楽しみに!
by iwaizawa
| 2023-05-06 03:12
| 現場日記~住宅新築~
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