岩井沢工務所の仕事について
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新築・リフォーム・エクステリアなど住宅に関するお仕事はなんでもやっております。 古民家再生・店舗設計施工もおまかせください。 自社で大工をかかえ、墨付・刻みから大工の手で行っております。 お客様からの信用と信頼を第一に誠実な仕事を行っております。 カテゴリ
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2023年 05月 15日
盛岡市紺屋町にあるイタリア料理の「Due Mani」さんで先日少しだけ大工工事を行いました。
2ヶ所のテナントを一つにして営業している「Due Mani」さんは、左右のテナント間に壁があります。 その壁に開口部を設置する作業と配膳用の開口部に棚を設置する工事でした。 そんな工事の様子をご紹介します。 2つのテナントをつなげて営業している「Due Mani」さんです。 手前の入口ドアのある方が2010年、奥のテナントが2018年に開業しています。 真っ白な漆喰壁と唐松の木枠の窓が良い雰囲気のお店です。 入口を入ってすぐの左右のお店を繋ぐ通路脇のこの正面の壁に開口部を設置します。 いろんな制約をクリアしてつなげたお店は、空気の循環がイマイチな部分があり、ここに窓を設置して空気の循環を良くしたいというシェフのアイデアを元に施工を進めます。 新しいお店側から見ると三角の通路の上の方の壁に穴を空ける事になりますね。 今回もなかなかハードルの高そうな施工となりそうです。 もう一つは、この厨房からの配膳用開口部に棚を設置する工事です。 開口部の中ほどにもう一段棚を設置する工事です。 施工を担当する坂本大工と現場調査。 下地の位置を確認しながら、棚の高さを決めていきます。 シェフと相談して棚の素材は、カウンターと同じ栗材で作るという事になりました。 弊社作業場で栗の天板を加工して行きます。 使う栗材は、盛岡市産の栗の天板です。 地元の素材を使ってお店作りを進めて行きます。 次は、坂本大工と開口する箇所の昔の写真をチェックです。 2018年のお店を繋ぐ工事の際の壁の写真を探して確認です。 赤い鉄骨の柱と斜めの筋交いの位置を確認して、開口部のおおよその位置を決めてから現場での施工に入ります。 最初の施工は、栗の棚の設置作業ですね。 栗材の天板を組合わせて棚を組み立てる作業です。 栗材の表面がとってもきれいですね。 栗は独特の酸っぱい香りがします。 栗の棚がこんな風に設置されました。 カウンターより少し奥行の小さな棚が設置されています。 それにしても13年前に設置した栗のカウンターがすごい経年変化です。 同じ栗材とは思えないほどの色合いに変化していますね。 入口近くの開口部も上手く施工が完了しました。 少し入り組んだ形状のこの場所の空気の流れが悪く、エアコンの効きが思わしくありませんでした。 これで空気が循環して、空調の効きも良くなる想定です。 新しいお店側から開口部を見るとこんな感じです。 厨房との小窓と絵画、そして新しい開口部が並びました。 ほとんど施工した事が分からないような仕上がりですね。 紺屋町のイタリア調理「Due Mani」さんでの小工事の様子を紹介しました。 店内の空調の改善作業と厨房のオペレーションの改善作業を行いました。 営業しながら少しずつ問題点を改善する事でよりストレスなくお店が営業できますね。 今回はそんな小さな改善を行い改修工事でした。 少しバージョンアップしたお店を楽しんでいただけたらと思います。
by iwaizawa
| 2023-05-15 12:50
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